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[横浜FC]高校生相手に課題の残る勝利

2015/3/4 17:53

CKから先制点を挙げた楠元。横浜FCは組織力で後手に回り、フィジカルと技術の差で勝利を手にした



横浜2-0日本高校選抜

組織力で後手に回り、格の違いを見せられず

 横浜FCにとっては、開幕に向けて課題の残るゲームとなった。前日(2月28日)に非公開で相模原と練習試合(0●3)を行っており、この試合はサブ組を中心とした構成になった。ミロシュ・ルス監督が「相手は非常に良く組織されて、驚きを受けた」と語ったように、組織力で上回る日本高校選抜に対して、狙いとする早いタイミングで縦パスを入れてからの展開をさせてもらえない。26分にCKから楠元が頭で合わせて先制、64分には大久保がPKを決めて2-0とするが、試合を通じてのシュートが6本と流れの中で攻撃の形を見せることはできなかった。

 後半になると統率された日本高校選抜の最終ラインにうまく守られる。その守備から縦に速い攻撃をしかけられ、目指すサッカーを逆にやられる格好に。無失点で終えたが、組織的な守備が機能したというよりもプロと高校生のフィジカルと技術の差という面で守り切れた部分が大きい。横浜FCにとっての収穫は、ルーキーの楠元、上田が落ち着いたプレーを見せたこと。楠元は最終ラインからのビルドアップ、上田は思い切りの良い飛び出しと左足のクロスで大きくアピールした。ただ、今季の横浜FCは控えを含めたチームの底上げと育成にも重点を置いているだけに、プロとしての格の違いとレギュラー奪取への執念を見せられず、総じて課題が残る結果となった。(松尾 真一郎)

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