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J1リーグ 第2節
3/14(土) 14:00 @ メルスタ

鹿島
1
1 前半 0
0 後半 2
試合終了
2
湘南

Report マッチレポート

湘南、カシマスタジアムで20年ぶりの金星

2015/3/16 14:47

アリソンのロスタイム弾。不格好でも泥臭く勝ち取った勝ち点3
 試合は劇的に決着した。1-1のまま後半ロスタイムに突入し、ドロー決着が見え始めた91分。右サイドでポイントを作った湘南は、遠藤航からのクロスボールにアリソンが反応する。ファン・ソッコとの駆け引きを制して、ヘディングでゴールに突き刺す“狙いどおりの形”を決めたのは19歳のブラジル人だった。そのゴールは、チームに勝ち点3をもたらすとともに、カシマスタジアムでの20年ぶりの勝利を実現させる一撃となった。
 試合をとおして、ゲームをコントロールしていたのは鹿島だった。湘南のミスパスを奪っては、プレッシングをしっかりかわして、ゴール前までボールを運ぶ。高崎を前線の起点にしながら、金崎や遠藤康、ときには柴崎がゴール前まで出て行くことで、湘南守備陣を翻ろう。13分の先制点までは、鹿島の精巧な歯車は機能していた。
 だが、その歯車に亀裂が生じ始める。それは小さなズレ、けれどもそのズレが重なることで大きな歪みを生み、結果を左右した。
 亀裂を生じさせた要因は、湘南の戦い方にもあった。チームとして大事にしてきたスタイル以上に、1対1の粘り強さや球際の強さという「内なるモノ」を指揮官は強調して求めた。PKで同点に追い付き、その後は相手に押し込まれた中でも、体を張って最後のところを割らせない。途中交代でピッチに投入された選手も、変わらない献身性を見せる。
 鹿島のようなスタイルを大人なサッカーとするなら、湘南は決して格好の良いサッカーではなかったかもしれない。だが、結果を得るためにまい進する姿は不格好でも勇ましかった。「結果がまずは大事」(永木)。泥臭く手にした勝ち点3の価値はとてつもなく大きい。( 林 遼平 )

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