■栃木SC
だからこそ、真っ向勝負を挑む
パウリーニョが戻って来る。今節はその一言に尽きる。「栃木のために僕は出ていく」。かつて栃木の闘将と呼ばれた男は、自身の保有権買い取りをクラブに提案。債務超過に苦しむクラブに多額の移籍金を残して昨季、栃木を去った。栃木を愛し、愛された男。「人としてリスペクトできるし、この対戦にはいろいろな思いがある。だからこそプロとして真っ向勝負でやり合いたい。それをアイツも望んでいると思うから」(菅)。中盤での激しい激突は必至。理屈を超越した、想いと想いのぶつかり合いが最大の見どころだ。(鈴木 康浩)
■ジェフユナイテッド千葉
古巣に恩返しを誓う背番号5
千葉が狙うはもちろん「開幕3連勝」(大岩)。前節・水戸戦(2○0)では最終ラインを押し上げ、前線もしっかりプレスバックすることで、高い位置でボールを奪ってのショートカウンターが機能。「チームとして良い守備ができている。あとは奪ってからの判断を上げていきたい」と佐藤勇は手ごたえを語る。2年ぶりにグリスタに向かうパウリーニョは、今季の栃木を「激しい守備はそのままに、ショートパスをつなぐ攻撃は要注意」と警戒。「タフなゲームになると思うが、良いプレーを見せたい」と、古巣に恩返しを誓う。(芥川 和久)