■名古屋グランパス
ナビスコカップの勝利に光明あり
一つの勝利が、ナイーブだったチーム状況を変えそうだ。J1で未勝利の続く名古屋だが、18日のナビスコカップでは川崎Fを粉砕。現状のチームカラーである堅守速攻を体現し、会心の公式戦初勝利を収めた。複数の選手を入れ替え、布陣も[4-1-4-1]で戦ったが、2得点を挙げた川又、今季初出場となった矢野や大武もアピールに成功。名古屋は充実の戦力と勢いを手にリーグ戦に舞い戻る。
継続か、変化か。リーグ戦初勝利に向け、「うれしい悲鳴」と話す指揮官の選択に注目が集まる。(村本 裕太)
■鹿島アントラーズ
ACLの教訓を生かし連敗脱出を
広州での激闘(ACL広州恒大戦/3●4)を終えたチームは一度鹿嶋に戻って英気を養い、それから名古屋に向かう。広州では小笠原が右ひざを痛めてしまい、ほかの選手たちも疲労の色は隠せない。しかし、連敗から脱出できるかどうかは自分たち次第。チーム一丸となって戦う必要がある。攻撃の精度は高まっており、点を取ることには不安はない。問題は守備だ。身長の高い選手がそろう名古屋に対し、セットプレーは警戒しなければいけない部分の一つ。ACLの教訓を生かし、集中力を高めて臨みたい。(田中 滋)