■セレッソ大阪
“助っ人トリオ”+玉田の新布陣をホームでも
前節の岡山戦(1△1)で、パウロ・アウトゥオリ監督は今季初めて“助っ人トリオ” (フォルラン、カカウ、パブロ)を先発に並べた。さらに、第2節の大宮戦(3○1)で2得点と勝利の立役者となった玉田も加えた4人を前線に置いた意図について、指揮官は、「攻撃のポテンシャルを最大限に出すため」と説明。24日は攻撃のパターン練習に取り組み、ユニットの最大値を出すべく反復練習が行われた。「縦への意識を高めたい。いまはプロセスを踏んでいる段階だが、攻撃の迫力をもっと出したい」と指揮官の言葉に力がこもる。一方で課題も見られた。開幕戦(東京V戦/1△1)と第2節では、前線3人に対してアンカーを置いた中盤3人でフォローしたが、前節はアンカーを削ってトップ下を置いたため、中盤の枚数が1枚減り、山口と扇原の負担が増した。また、両サイドのフォルランとカカウはどうしても攻から守への切り替えは遅れるため、前節の後半はサイドを自由に使われた。全体の運動量が落ちる終盤はスペースも空く。交代カードの切り方も重要になる。魅惑の前線4人が並ぶ新布陣。「期待感で終わらせるのではなく、結果につなげていかないといけない」(アウトゥオリ監督)。今節をその一歩にできるか。(小田 尚史)
■横浜FC
横浜FC、好スタートも“隙”は禁物
第3節を終えて、2勝1分の勝ち点7で3位と好調な滑り出しを見せた横浜FC。第4節で顔を合わせるのは、J2屈指の攻撃力を誇るC大阪だ。
この試合で横浜FCのカギを握るのは守備陣の集中力だ。ここまでは、崩されるシーンがあったとしても、野上を中心に粘り強い守備を披露。最後まで体を寄せ切る守備が最少失点で切り抜ける要因になっていた。
ただ、今季の2失点を振り返ると、集中力が切れたところで喫していることがうかがえる。第2節の栃木戦(1△1)では、ボールがタッチラインを割りかけ、足が止まったところからゴールを奪われた。第3節の金沢戦(2○1)でもCKからのこぼれ球を押し込まれた。
「スローインでボールが切れてしまった場面などでの、(攻守の)切り替えの遅さが目に付いた」と、これは奇しくも主将の寺田が開幕戦で危惧していたところでもある。
今節の相手であるC大阪は一瞬の隙も見逃してはくれないだろう。同じ過ちを繰り返さないためにも、集中力を90分間保ち続けることがこの試合では求められる。前述の主将の言葉も、チームを今節の勝利に導く大きなポイントになるだろう。(松尾 祐希)