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JリーグYBCルヴァンカップ 第2節
3/28(土) 17:00 @ サンアル

松本
1
1 前半 0
0 後半 1
試合終了
1
FC東京

Report マッチレポート

勝ち切れなかった両軍。『1』を分け合う

2015/3/30 14:07

■松本、自分たちのサッカーを泥臭く遂行。貴重な勝ち点1
 松本は耐えるべき場面は耐えて、ボールへの執着心でFC東京を凌駕し、素早く前を向く――。確かにプレー精度の一つひとつはFC東京が一枚上だった。それでも、「特殊なサッカーをする相手で、難しかった」と同点弾を挙げた東が舌を巻くように、松本は現在の自分たちができるサッカーを泥臭く遂行した。33分のゴールも、チームの武器であるセットプレーから生まれたモノ。ペナルティーエリア内まで飛んだ岩上のロングスローが、ゴール前の混戦の中で前田遼のオウンゴールを誘う。自分たちの強みを存分に押し出した成果としての先制弾だったと言える。
 ただ、先制後は攻め立てるFC東京に苦戦した。中盤での見ごたえある激しい競り合いを経て、ハーフタイム。反町監督は「バイタルエリアの守備を厳しく続けよう」と指示を出す。「FC東京は2トップで、河野選手がトップ下にいる形なので、攻め残りで(松本の)後ろがルーズになる場面が結構あった」と振り返るのはボランチの岩間。結果的にそのバイタルエリアからFC東京に得点が生まれる。56分、東に一瞬のスキを突かれ、ゴールネットを揺らされた。「それほど決定的な仕事はされなかったと思うが、失点場面はバイタルを空けてやられてしまった。そこ(の守備)をできないと自分がピッチに立っている意味はない」と岩間は唇を噛むが、むしろ東のトラップからの素早いシュートを誉めたほうがいい。
 指揮官はむしろ「(FC東京は)一発で決める力があるし、止むを得ない。それよりも2点目のチャンスがいくつかある中で決められなかったことのほうが問題」と述べた。確かに後半はお互いにラフなボールが増え、スキを突くチャンスもあった。そこで決め切れなかったことは悔いが残る。
 それでも、13年に得失点差で昇格プレーオフ進出を逃しているチームはその重みを知っている。それはリーグ戦でもカップ戦でも変わることがない。代表選手を欠いても名のある実力派ばかりのFC東京相手に大きな意味を持つ勝ち点1となった。(多岐 太宿)

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