今季2度目の連勝で首位に返り咲いた磐田。3-0という大差での勝利となったが、名波監督がより高く評価したのは失点ゼロの守備面。「勝因はボールアプローチ、密集を作る速さに尽きる」と語る。
前線から連動したプレッシャーを掛けて栃木をけん制し、ピンチらしいピンチもゼロ。最後まで集中を切らさず、今季2度目の完封勝利となった。タイトな守備を続ける中、30分に駒野のCKをアダイウトンが頭で押し込み、先制に成功。磐田にとっては前半でリードできたことも大きく、その後はさらに余裕を持って試合を進めることができた。追加点は86分。途中出場の中村がアダイウトンのパスを受け、左足でゴール。「必ずワンチャンスあると思っていた。最高にうれしい」と加入後初得点に喜びを爆発させた。試合終了間際には中村が再び起点となり、最後はアダイウトンが右足でゴール。なお、終盤には大卒2年目の上村が公式戦デビューを果たしている。
一方、栃木は4試合ぶりの敗戦。阪倉監督は「磐田を相手にするということで守備的にならざるを得なかった」と前節からメンバー、布陣をチェンジ。菅をアンカーに置く[4-1-4-1]を採用し、自陣でブロックを組むスタイルで臨んだが、セットプレーからの失点が響いた。(南間 健治)