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J2リーグ 第17節
6/2(土) 17:00 @ 味スタ

東京V
3
2 前半 1
1 後半 0
試合終了
1
大分

Comment 試合後コメント

J2リーグ公式戦 第17節 東京V×大分 試合後コメント

2012/6/3 16:33

川勝 良一監督
「ホームで2試合ぐらい点をとっていなかったし、良いゲームができていなかったので、選手には『ホームを自分たちの力で居心地のいい場所にしよう』と話していた。それは何かというと、最高のプレーとか、勝ちを見せること。(ホームと)アウェイとの差はほとんどないので、逆に言えば、メンタル面とか準備不足とかいろんなところでゲームの質を落としたりということを、すべて解消する一週間にしようということでやってきた。具体的には、DFを含めて前に出る姿勢だとか、下がらずに。特に大分は3バックなので、仕掛けの早さとか出ていくスピードを意識してやりたかった。DFも中盤も、できるだけ下がらずに。最初、ちょっとできない時間帯もあったけど、徐々につぶしていくところから仕掛けを早くなど、そういうところで最後まで点を取りに行く姿勢だとか(は出せた)。あとは土屋と和田拓が3試合ぶりに戻ってきたことで、センターラインのところで安定感も出てきた。加えて、(杉本)健勇も強さとか巧さ、両ワイドも高い運動量でアクセントとなってくれた。全員が。ホームのゲームを(これまでと)変えようという意識で結果を出してくれたので非常に良かった」

――今日は森が高い位置でプレーできた。その一番の要因は何だと思うか。
「2つだと思う。後ろ(和田拓也、梶川諒太のボランチとDF)に対する信頼と、あとは、最初から右に出すという形で出して、要は前のスペースも空けていない、ブロックが変わっていない状態で勇介にボールを渡すと、やっぱりそれは相当きついですよ。左からセンターを経由して右に流すという、ブロックをずらしながら、勇介の前を少し開けた状態でできるだけ渡していくと。それを梶川とか和田拓ができるので、その流れの中で右サイドを自然とうまく使っていくということ。停滞しても、西とか、中盤、もしくはトップの誰かが三角形を作りながら、最終的に突破をしていく。で、左がフィニッシャーというか、最後入っていく。相手がそれを警戒するのは分かっているけど、最初から右じゃなくて、センターに入れながら、もしくは左からセンターを経由して(森)勇介に回していくというのが、今の中盤の構成でいうと、スムーズにできるのが要因かな」

――主将・小林祐希についてなんですが、今日は外れた。彼の日頃の姿勢について思う所は。
「日頃の練習態度は一番良いし、先頭切ってやるし、シーズン入って最初の頃はスムーズにやっていた。周りが19歳でキャプテンで10番でという目で見るなかで、サッカー選手は壁が何度もあるので、自分で越えるしかないと。個人的にはキャプテンというのにあまり重きを置いていない。あと、10番というのも、今の時代でいう10番がサッカーチームの象徴でもないので、祐希は今、自分のできるところと、できない、足りないところで、カジと和田拓と比較して何が劣っているかとか、自分でも知っている。この間のゲームでもその弱さが出たりとか、その一つ前のゲームの北九州戦ではものすごい良かった。そのあたりの、精神的なものがプレーにすぐ出るメンタルの影響をどうこれから克服するか。去年は、相当チャンスを与えて成長の場をある程度我慢の連続でやったけど、それでつかんで、またいま、もう1回壁があるとしたら、次はそんなに(高くないはず)。特に今年は昇格がかかっているので、梶川とか和田以上のプレーをボランチとして見せつけるところで、それは何が?っていう、その“何”をもう自分は分かっているはず。必要以上に一人に対して何回も何回も手助けしても、次の壁のときに監督が替わっていたりチームが変わっていたらどうしようもないし。そこはプロフェッショナルとしては、自分で今の問題は解決しながらこのグループについていけるようにしてほしい。そういう競争でまた、今出ている2人が緊張感を持ってくれれば、一番チームとしては一年活動しやすいので、ときどき喋りながら、ときどきは放っているけどね(笑)」

MF 16 飯尾 一慶
「味スタでは0点で終わることが続いていたこともあって、いつもよりも最初から取りにいこうとした結果、積極的に前からいくことができた。(得点はFKのサインプレー?)そう。練習からやっていた形。本当はオレにボールがくる予定だったけど、前でDFが触ったことで阿部ちゃんのところにいった。そこでごちゃごちゃして、自分のところにきた感じ。でも、もうあれは使えないね(笑)。後半は相手がロングボールを放り込んできて、FWもヘディングが強く、ウチも強かったからはね返せたり、はね返せなかったりで。それでボールを拾っても、全部速い攻撃になってしまった。もっとボールを動かして攻めたほうが良かった。速くと、ゆっくりの区別をもっとできた。相手とは勝ち点も並んでいて、それに上位ともこれ以上開きたくない。しかも大分にはなかなか勝てていなかったので、その意味でも勝てたことは良かった。(シュートで終えられていた?)取られ方が悪いと相手のカウンターを受けてしまう。その点、(和田)拓也が守備のケアをしてくれた。今日は拓也が良かった。(攻守の切り替えも速かった?)ファーストDFがしっかりいけた。そのカバーをやればよかったし、相手のボランチのところでボールをひっかけることも多かった。そのあたりは良かった」

MF 22 和田 拓也
「いやあ、疲れた」

――オフサイドになった幻のゴールについては?
「オフサイドかなとは思った。でも、もうちょっと早く(オフサイドを示す旗を)上げてほしかった。喜ばせないで欲しかった。手ごたえはある?もうちょっと、ボールをとりにいきたかった。ボランチのところでフリーにさせ過ぎた感じがある。ボクとカジくん(梶川)、2人で見切れないところがあった。でも、ダメもとでもボランチ2人が縦のギャップを作っていかないと。前まで横の関係で、フラットになることも多かったので。(小林)祐希とカジくんだと、守備で下がっちゃうことが多かった。だから、前に出て行って、CBが守備で狙いやすくなるようにしてあげようと思っていた。それに、FWが前からディフェンスにいってくれるので、こっちとしても狙いやすかった。前が動いてくれるとやりやすい」

――出場の理由は?
「中さん(中谷)がけがでダメになったので。それが大きい。水曜から練習していたが、トレーナーが優秀なので出ることができた。先制点が取ることで、思い切ったプレーができる。それに、相手も前に出てきてくれたほうがやりやすい。(失点して)あちゃーと思ったが、早い時間だった。流れは少し良くなかったけど、いけるかなと思えた。どこかで点が入れば良いなという感じでプレーした。今日は前に、前にという意識が強く、攻撃でも自然と裏に入れるところで終えられた。それも守備がやりやすかった要因」

――ホームでこれまで勝てていなかったが?
「それは監督も強調していたこと。ホームで勝てないのは申し訳ない。ホームとアウェイで何かを意識していたわけではないけど、見に来てくれるお客さんの数を数えると、勝たないといけないなって思うし。自分のところで前にいくぶんには問題ない。後ろもカバーできるし、CBははね返してくれる。そこが本当にデカい。今日の相手はロングボールを蹴ってくるし、相手のFWも強いのであまりはね返りが飛ばないと思った。近くでセカンドボールを拾おうとは思っていた」

FW 41 杉本 健勇
「最近、前半に点をとれている。追い付かれはしたけど。オレの1点よりも森くんの1点のほうがでかかった。ただ、ゴールをとれたのはデカかったし、追い付かれたあとも下がることなく前にいけたのは本当に良かった。栃木戦ではそれを追い付いたあとにやられた。それを反省して、一週間練習に取り組んできた。それが出たんじゃないかと思う。今日は守備もハマっていたし、相手が3バックというのもあって、サイドにポイントができた。今日は前からガツガツいこうと話をしていた。うまくそれがハマりました。ただ、ロングボールのあとのセカンドボールをもっと拾えれば良かった」

――疲労は?
「大したことはしていないけど、久々の90分だったので。ここ2試合は60分くらいで交代させられていたから。1点はとれたけど、2点目を取りにいく姿を見せられたらもっと良かったのかなと思う。そこは、次。ずっと点を取れていなかったし、北九州戦でもみんながボクにPKを譲ってくれていた。それはうれしかったけど、外して申し訳なかった。今日はみんなでとった一点だったし、自然とベンチに向かっていた。みんなで喜びたかったので」

――J2にも慣れた?
「慣れてきたと言うことではない。最近うまくいっていなかったのは、個人の責任だったから。ここで1点とれたことは良かった」

DF 19 森 勇介
「周りがボールを持てると高い位置を取れる。ポゼッションしながら、左サイドで作って右でタテにいけた。だから高い位置がとれて、勝負できた。自分の力より、周りのおかげだと思う。(和田)拓也は病み上がりだったけど、ガンガンいってくれた。それに西くんとチビ(飯尾)が中に入ってタメを作ってくれて、オレも上がれた。気の効いた2人がそういうことをやってくれているので、助かっている。(杉本)健勇も足元で収まる。その間に上がれる。西くんは人間的にも、プレーヤー的にも大好き。信頼してやっている。まあ、後半は疲れた。蒸し蒸ししていたし、足もつりそうだった」

――得点シーンは?
「本当にテキトー。監督に、前が空いていたら狙っていけと言われていたのもあって。相手はプレスが甘かった。途中から縦を切られて、中しか空いていなかった。それで前が一瞬空いたし、左足では打てないので右で打った。拓也がサポートしてくれたり、みんなが気の利いたプレーをしてくれた。やっぱりみんなアグレッシブに戦っているのを知っているし、みんなで喜びたいので(ベンチに行った)。待望のゴール?いや。なかなか入れられる人ではないので、アシストの方で貢献したい。まだまだ先は長いし、いまの順位に満足していない。ホームで強くないといけないし、これからもホームの試合はいっぱいあるので。なんとか勝てれば良い」

FW 9 阿部 拓馬
「今日は簡単に奪われなかったのが良かった。奪われたあとも、戦術とかは関係なく取り返しにいかないといけない。それをいけたから、ボールも奪えた」

――杉本とのコンビネーションが良くなった?
「単純にやってきた時間が関係している。ずっと一緒にやってきて、考えずにもできてきたかなと。ボールが収まるので、焦ってサポートにいかなくてもいい。近づき過ぎず、離れ過ぎずという感じで」 田坂 和昭監督
「まず一番最初に、私自身がサポーターに謝らなくてはいけないなと。今季一番内容の良くない試合を、特に前半はしてしまい、それは私の指導力のなさだと。選手をうまく動かすことができなかったし、選手のモチベーションを上げて試合に臨んだつもりだったけど、そのあたりが甘く、なかなか自分たちのサッカーをしなかった。何をしなかったというと、やはり私たちは、まず走らなければサッカーはできないと。しっかり球際で戦って、しっかりボールを全員で奪いにって、全員で攻撃に出るというところがまったく前半はできていなく、運よく1―1に追い付くことができたけど、その後も単調な試合が続いてしまい、そのあたりが前半は特に良くなかったところ。後半に関しては、多少動くようになったが、時すでに遅しで、相手にしっかりと3点目も決められたし、その後も何度かうまく、ヴェルディの弱点は間で受けるというのがあったので、動かしたが、最後のアタッキングサードでフィニッシュまでいけなかった。フィニッシュは打っているのですけど、良い形でのフィニッシュというのがなかったので、それも今後トレーニングをつんでいかないといけないところかなぁと思っている。以上です」

――今日はヴェルディ相手にほとんどチャンスが作れなったが、その原因については?
「もちろん、気持ちの面もそうなんですけど、もっと具体的に言えば、やはり受け手の反応が悪過ぎる。どちらかというとウチは、出し手よりも受け手が反応しなさいと。パスというのは受ける人がアクションを起こしてあげないとボールは動かないよ、っていうのをトレーニングで、去年僕が就任したときから話をしていて、良い時っていうのは周りが非常に動くんですよ。それでボールを動かしながらっていうのがあるが、今日の試合を映像で見てもたぶん明らかでしょうし、試合を見ていても思った。受け手がまったく反応していない。マイボールになっても、持っている人だけ見て、他の人は何も動いていないところがまずはトリニータのサッカーじゃないし、そういうところが今日の試合はうまくいっていないなというところの1つの原因かな」

――今日は東京Vの森選手の右サイドの攻撃が非常に効いていたが、田坂監督から見ていかがだったか。
「あれはもう、映像でも選手にも見せていたし、森が高い位置をとって西が中に入ってくる。そこのマークの受け渡しというのもトレーニングを積んでいたが、実際にやってみてなかなか、個人名を挙げて申し訳ないが、チェ・ジョンハンがなかなか対応し切れなくて、どうしても迷いながらプレーしているというのが明らかだったし、そのあたりは対応策はあったが、うまくやられてしまったなぁと。そういうところも、やはり先ほど言ったように、私のやり方なのか、指導力のなさなのかわらないけど、選手をうまく動かすことができなかったなと」

――それも含めての、後半頭からの安川選手の交代だったということでしょうか?
「そうですね」

GK 16 清水 圭介
「前半も後半も早い時間帯に点をとられた。あそこは抑えないといけなかったし、コースの変わったシュートもあったけど実力でとられた。やられてはいけない時間帯だった。左サイドの連係がうまくいっていなかった。中も数的不利になったりしたし、そういうところは相手も狙ってくるなと」

――2失点目は?
「ブレたシュートがきたから正面に入ろうとして、それが味方に当たってコースが変わった。自分は触れていたので、弾きたかった。ヴェルディは個人能力が高い選手が多い。簡単にクロスを上げさせない、シュートを打たせないというのを気を付けたが……。失点しているし、前節も早い時間帯にセットプレーからやられた。もったいない。そうすると、プランも崩れる。もっと集中しないと。相手もうまくスペースをつかってきて、こっちの守備のタイミングをずらされた。前半は今季最悪の試合。ハードワークできず、足も動いていなかった。球際にもいけず。後ろから見ていて歯がゆかった。後半はボールをどんどん動かすサッカーはできたんだけど」

DF 3 阪田 章裕
「ヴェルディが良かったというか、ウチがダメだった。走れなかった。監督もハーフタイムに言っていたけど、そこが一番。球際も弱かった。単純に、もっと練習しなければいけないと感じた。個人で負けても、チームで勝てれば良い。どれだけ攻められていても、一人がとられても、カバーをしたり、そういうことをしていけばやられなかった。幸いなことに、今節、上位はあまり勝てていない。もったいないことをしたという感じ。連敗してしまったので、次、次と取り返せるように、良い準備をしていきたい。後半はだいぶ自分たちのサッカーができた。前半からあれをやれるようにしたい」

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