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J1リーグ 第4節
4/4(土) 15:00 @ 埼玉

浦和
1
0 前半 0
1 後半 0
試合終了
0
松本

Preview 試合プレビュー

赤燃ゆる熱き地に向かうは緑の挑戦者

2015/4/3 13:26

■浦和レッズ
タイトルを狙うチームの地力を見せ付けよ
 浦和がホームに初めて松本を迎える。天皇杯以外の公式戦での対戦はない。昇格チームを相手にする今節のテーマは、自分たちの力を発揮することだ。 反町監督といえば、いわゆる強者を前にした際、相手を徹底的に分析・研究し、敵の武器をつぶして弱点を突いてくる戦術家で知られる。一方で浦和は12年以降のミハイロ・ペトロヴィッチ体制において、一昨季までよりは昨季、昨季よりは今季と相手の対策を講じる傾向が強くなってはいるものの、それはあくまで結果を出すための施策。ベースとなるのは“自分たちのサッカーを貫くこと”だ。
 槙野は言う。「鳥栖が昇格1年目のとき、最初からロングボールを蹴って、競って、セカンドボールを狙ってきた。(そこで自分たちも)それと同じようなやり方になって失敗した」。12年のJ1第17節、浦和は鳥栖にホームで4点を先行するも、3点を決められ辛勝し、アウェイの第33節では1-3で敗れている。昇格チームを相手にする難しさを浦和は身を持って経験している。相手に付き合う必要はない。しかし、勝るべき部分もある。それは、走ること、戦うこと。松本の真骨頂と言える部分でもあるが、浦和にとっても同じだ。「攻撃でも守備でも走り勝たないといけない」とは那須。ハードワークで勝れば、最後は個人能力の差が出る。選手たち誰もが結果への執着を口にする今季。開幕から連戦が続き、ここからまたACLとの過密スケジュールになるとはいえ、直近のJ1第3節・広島戦(0△0)から2週間空いたいま、「言い訳はできない」(森脇)のは事実だ。
 ビジター側のチケットは指定席、自由席ともに完売。初の埼スタに松本サポーターが大挙押し掛ける。09年には松本が北信越1部、つまり3つ下のカテゴリーだった時代に天皇杯2回戦で敗れたが、当時とは違う。その目の前でタイトルを狙うチームの力を見せ付け、ビジター席を除くスタンドを歓喜で包みたい。(菊地 正典)

■松本山雅FC
この舞台に立つ。望んでいたのは自分たち
 タイトル奪取を至上命令として今季に臨む浦和は、紛うことなきビッグクラブだ。一方、J1リーグ新参者の松本が今季掲げる目標は、「トップ15」。背伸びをすることなく、まずは目の前の試合に全力で挑む、プロビンチアだ。
 リーグ戦とカップ戦の違いはあれど、公式戦2戦負けなしとようやくリズムに乗ってきた松本にとって、浦和はあまりにも大き過ぎる相手だ。しかも、アウェイでの一戦となる。どう考えても苦戦は必至。しかし、プロビンチアがビッグクラブに抗えないわけではない。やれることは限られるだけに、チーム一丸となっての守備での頑張りは欠かせない。浦和に気持ち良くつながせず、一度かわされても2度追い、2度かわされても3度追うほどの粘り腰で、相手をいら立たせる展開に持ち込めれば、自然と松本側にリズムが生まれてくるだろう。
 松本からも多くのサポーターが乗り込むとはいえ、何万という浦和の大サポーターがホームチームを力強く後押しするだけに、そこで自らを奮い立たせられるかも重要なカギとなる。「言い方は悪いけど、良い給料をもらって良い環境でやっている彼らには負けたくない。小さなクラブでもビッグクラブを倒せるところを見せたい」と田中は断固として言う。また、札幌所属時の12年J1第28節で浦和を2-1で破っている岩沼も「浦和のサポーターにもビビることなく、楽しむくらいの気持ちで自分たちのサッカーができれば勝てるんじゃないか」と経験則を述べる。もちろん、ブラジル国内で幾多のビッグゲームを知るオビナもブーイングに怯むことはないはずだ。
 この舞台に立つことを待ち望んでいたのは、他でもない自分たちだ。真っ赤に染まるスタンドからの圧力に萎縮せず、むしろその声を沈黙させんと躍動できれば、たとえアウェイでも浦和を大いに苦しめることができるだろう。 (多岐 太宿)

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