■FC東京
代表組が合流。リーグ戦での今季ホーム初勝利を狙う
3月31日に行われた日本対ウズベキスタン戦直後のミックスゾーン。この日は出場しなかった権田が姿を現すと、開口一番「切り替えて、明日から小平で練習、そして甲府戦ですね」とすでに気持ちは週末の一戦に向けられていた。この試合で代表初アシストを記録した太田も「今日は守備面でミスもあった。またFC東京に戻って自分磨きをしていきたい」と話した。この二人に森重と武藤を加えた代表勢4名が、今節の甲府戦でチームに戻ってくる。チームは前節・神戸戦(2◯0)で今季初勝利を挙げ、現在4位。1stステージで勢いに乗るためにも、リーグ戦での今季ホーム初勝利を懸けて甲府を迎える。
甲府とは昨季2戦2分け。「昨季勝てていないので今季は勝ちたい」(高橋)と選手も意気込む。開幕1週間前に練習試合で戦ったときは、主力同士で行なった45分×2本で0-0の引き分けに終わった。互いに守備でリズムをつかむチームだけに、カギはいかにゴールを奪うか。前節・神戸戦でFW起用され、ナビスコカップ第2節・松本戦(1△1)では同点弾を奪った東だが、1日の練習で左足首を痛め、出場が微妙。間に合わない場合は前田が入ることになる。代表から復帰の武藤を含め、攻撃陣の奮起が待たれる。(西川 結城)
■ヴァンフォーレ甲府
2週間ぶりの公式戦。攻撃力は改善されたか
ナビスコカップ第2節の試合がなかった甲府は2週間ぶりの公式戦となる。樋口監督は「(最初の1週間は)トライしないといけない1週間。良い練習ができた。こういうことがないと試合の準備だけになってしまう」とナビスコカップのお休みをプラスに捉えた。前への推進力向上やボールを奪う積極性など、チーム作りの部分にも踏み込むことができた。各種データや試合の印象では対戦相手に伍しているが、相手バイタルエリア内でのプレー数や枠内シュート数は明らかに少ない甲府。得点がないアドリアーノと阿部拓の実力者2名が起点となり、ゴールにつなげることができなければ公式戦4試合1得点の“貧打”は改善に向かわない。同時に、この2名のコンビネーションや個で打開する力も見せてほしいが、2年目のMF下田のアシストで早い時間帯に先制点する可能性も十分にある。また、マルキーニョス・パラナの再加入で危機感が高まる新井の集中力とガッツも見どころ。前節・G大阪戦(0●2)に続き、代表選手が多いFC東京との一戦。相手は左サイドに代表選手が並ぶが、対峙するのはFC東京の下部組織出身の稲垣(U-15むさし)と畑尾(U-18)。出場すればともに味スタデビューとなるだけに、彼らの熱い恩返しにも注目だ。(松尾 潤)