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J1リーグ 第4節
4/4(土) 19:00 @ 三協F柏

1
1 前半 0
0 後半 2
試合終了
2
横浜FM

Preview 試合プレビュー

進化の過程にある 両者。力関係は変わるか?

2015/4/3 13:36

■柏レイソル
中12日の準備期間あり。新しい柏の“らしさ”をぶつける一戦
 柏の“開幕”は2月17日のACLプレーオフ・チョンブリ戦(3○2)だった。つまり他チームより半月も早く公式戦を開始し、その後もリーグ戦とACLの連戦が続いていた。吉田監督は就任早々から、難しいハンドリングを強いられていた。
 ピッチのどこかにはスペースがある。相手を引き付け、もしくははがしてスペースを作り出すこともできる。柏が取り組んでいるのはそうやってスペースを“動かす”サッカーだ。しかし、守備の裏付けとイメージの共有がなければ機能しない。チームは進化の途上にあり、ゆえに時間を必要としている。
 その中でSBの攻撃参加は、すでに変化を見せている部分だと言える。藤田は「求められるのは攻撃にどれだけ顔を出せるか。FWのような役割も求められる」と昨季までとの違いを口にする。柏は攻撃に大外のダイナミックさを混ぜ込むことに成功し、現に左SBの輪湖は公式戦2試合連続得点中だ。
 とはいえ目線を内輪だけに向けることはできない。「しっかり(相手の)ストロングな部分を抑えないと結果につながらない」(大谷)ことも事実。ここまでは自他の分析から修正というサイクルを、急ピッチに進める日々が続いていた。
 しかし柏はナビスコカップ予選リーグが免除されるため、今節・横浜FM戦は中12日で臨むことができる。チームのベースアップや、疲労回復に十分な時間を費やすことができた。工藤が「(吉田監督は)マリノスをどう崩すかというところをかなりイメージして、練習に取り入れている」と語るように、相手を意識した取り組みも十分だ。つまり柏がポジティブに試合へ臨める理由は、過去の相性だけではない。工藤は「一人ひとりの能力が高い相手を組織でどう崩していくか。そこは非常に楽しみ」とも言う。横浜FM戦は、新しい柏の“らしさ”を、今まで以上の鮮烈さで表現し得る試合だ。(大島 和人)

■横浜Fマリノス
過去は過去。新指揮官は言う。「自分たちに自信を持っている」
 近年、横浜FMは柏を大の苦手としている。柏がJ1に再昇格した11年以降の4年間のリーグ戦対戦成績は4分4敗と勝ちがない。さらに12年の天皇杯準決勝、ナビスコカップは13年の準決勝と14年の準々決勝で、それぞれ後塵を拝している。タイトルが見え始めたころに行く手を阻まれていることについて栗原は「やりづらいと感じるし、終わってみれば負けている。結果がすべて」と悔しさを押し殺すように話した。柏は鬼門であり、天敵なのだ。
 しかしエリク・モンバエルツ新監督にとっては直接関わっていない過去の出来事に過ぎない。相性の悪さを伝え聞いた指揮官は強い口調で宣言した。
「私は自分たちのチームに自信を持っている。柏は良いチームだが、過去の歴史を塗り替える」
 そのためには攻守両面でブラッシュアップが欠かせない。前節の鳥栖戦(1○0)とナビスコカップ予選リーグ第2節・清水戦(2○0)で連勝を飾り、チーム状態は上向いてきた。しかし指揮官は「清水戦でのパフォーマンスには満足していない。そんなに良いプレーをしたとは思えない」とあくまで辛口評価だ。結果に安堵した一方で、攻守の切り替えの遅さを指摘するなど内容面の精査も忘れない。「パフォーマンスを上げていかないとこれからの連勝は難しい」という言葉は、柏戦に向けた警鐘とも言えよう。
 清水戦の前半はチーム全体が眠っていた。奮起が期待される齋藤は「あの試合のメンタルではダメ。最初から戦わないと勝てない」と言い切る。過去の柏戦がそうだったように、試合の入り方を間違えて先手を奪われると劣勢は否めない。勝つためには序盤からフルスロットルでのプレーを求められる。
 難敵を攻略しなければ、連勝の勢いはたちまちトーンダウンする。そして新体制になっても結果が変わらなければ、横浜FMの進化が見えにくい。この一戦はチームにとって重要な意味を持っている。(藤井 雅彦)

EG 番記者取材速報

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