徳島は、前節・熊本戦で2点を先行しながらも、追い付かれてのドロー。しかし、課題であった選手の距離間は改善され始め、今季2勝目の期待を懸けて今節に臨んだ。序盤こそ岡山にチャンスを作られたものの、徐々にDFからの縦パスがスムーズに前線に入り出すと17分に得たCKで木村が役者となる。木村は濱田へのショートコーナーと見せかけて岡山の押谷をサイドに引き出す。押谷が濱田に付いたことを見るやいなや木村は二アサイドに走り込んだ長谷川悠へパス。受けた長谷川悠が中央の空いたスペースで待ち構える内田にボールを送ると、内田がダイレクトで決めて徳島が先制。長澤監督が「どのタイミングで、どこがズレてもダメなプレーをジャストで合わされた」と脱帽するサインプレーだった。
しかし、35分、岡山が反撃に出る。ワンタッチで田所、千明、片山がつなぐと最後はU-22日本代表から復帰したばかりの矢島が振り抜き同点。41分、岡山のCKの場面で橋内が片山を倒したとしてPKを獲得。これを片山が落ち着いて決めて逆転した。
追う徳島は、後半から木村をトップ下に置いてボールを集める。この采配により、徳島は岡山を押し込み続けると後半だけでシュートを10本を放った。岡山のシュートを2本に抑え圧倒的に攻めつつも、最後のクロスとシュートの精度を欠き、得点を奪うまでは至らず。ホームで手痛い敗戦を喫した。(柏原 敏)