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[ACL]浦和、猛攻実らず。ホームで痛過ぎるドロー

2015/4/10 14:18

浦和は槙野のヘディングで同点に追い付いたが、あと1点が遠かった



超攻撃的布陣を敷くも逆転ゴールは奪えず


 可能性は十分に感じられた。同点に追い付いた74分からロスタイムを含めた20分、浦和は逆転してもおかしくないほど猛然と北京国安ゴールに襲いかかった。

 1点リードして迎えた後半、北京国安の戦い方は至ってシンプルだった。後方からパスをつなぐ浦和に対して前線からプレスを掛けてハメに来た前半とは異なり、両サイドハーフが下がって6バックと言ってもいい布陣を形成。65分、前線にダムヤノビッチを入れると、人数を掛けて守ってカウンターという構図がより鮮明になる。それでも浦和は65分に橋本に代わって入った高木のCKから槙野がゴールを決めて追い付くと、「ボールを持てた中でスペースも空いてきたし、何より運動量で上回っていた」(槙野)ことでアウェイでの北京国安戦(0●2)や前半とはまるで異なりペースを握った。特に積極的にクサビを入れる森脇と間で受ける武藤、そして果敢に勝負する関根の右サイドから相手を崩し、チャンスを作っていく。72分、石原に代えて阿部を投入すると、阿部を左CBに入れて槙野をワイドに上げ、高木をシャドーにしてより攻勢を強める。さらに87分にDFラン・ジョンがラフプレーで一発退場となると、88分には那須を前線に上げ、[2-4-2-2]の超攻撃的布陣を敷く。しかし、槙野のクロスにフリーで合わせた李のヘディングシュートが枠から外れると、逆転ゴールは生まれぬまま試合終了のホイッスルが鳴った。

 残り2試合で2位との勝ち点差は『6』。勝ち点1を得たことで今節でのグループステージ敗退は免れたものの、極めて厳しい状況だ。それでも可能性がある限り、「今度こそ2連勝するしかない」(森脇)。まずは次節、続けてホームで迎える水原三星戦。1-0の勝利でも敗退が決まる厳しい状況だが、勝ち点の次に優先されるのが直接対決の結果であるため結果を残さなければならない。(菊地 正典)

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