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J1リーグ 第5節
4/12(日) 17:00 @ U等々力

川崎F
1
1 前半 0
0 後半 1
試合終了
1
浦和

Column 試合前コラム

[川崎F]好調のチームを支える、帰って来た男と波に乗る男

2015/4/10 14:24

 公式戦2連勝に加え、2試合で6得点と“自分たちらしさ”を再発揮し始めた川崎F。チームが息を吹き返したのと同タイミングで実戦に復帰した男がいる。彼の復活とチームの復活は無関係ではなさそうだ。それは背番号19、森谷賢太郎だ。

「潤滑油」。彼について、中村は一言でこう評す。積極的にボールがあるところに顔を出し、味方に“逃げ場所”を与えて苦境に手を差し伸べる。そして、受けたボールは長く持たず、別の味方に渡す。中村の代名詞である矢のようなスルーパスや、大久保嘉人のような得点力があるわけではなく、決して派手さがある選手ではない。ただ、前述したようなプレーを自身がピッチにいる限りやり続けることで、攻撃のリズムを生み出している。特に、FWとボランチの間のポジションを取ることで、ストライカーの大久保を“下げさせない”という重要な役も担っており、これによって大久保が最前線での仕事に専念できるという側面がある。「(森谷がいると)仕事が一つ減るからね」と絶対的エースも、森谷がピッチにいることで得られる大きな効用を実感しており、何よりも前節の新潟戦(4◯1)における大久保の2ゴールがそれを証明していると言えるだろう。

 そして、チームの公式戦2連勝の中で調子を上げている選手がもう一人。今季、筑波大より加入したルーキー・車屋紳太郎である。先日の日本代表バックアップメンバーに選出されたが、その事実に恥じないプレーを見せてくれている。新潟戦では高い身体能力を武器に対面の敵に突破を許さぬ守備の耐久性を見せ、8日のナビスコカップ・清水戦では積極果敢なドリブル突破で相手の目線を集中させた。「攻撃は好きなので」と語っていたが、ここまで彼がサイドで攻撃性を見せたのは、プロ入り後で言えば間違いなく初めてのこと。トップの舞台の水にも慣れ、攻守両面で強みを発揮できるようになってきた時期と言えるだろう。

 帰って来た男と、波に乗る男。激戦必至のこの一戦で、彼らの真価が問われる。(竹中 玲央奈)

EG 番記者取材速報

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