■FC岐阜
危機迫る練習は積んできた
14日は豪雨だった。笑顔はなかった。練習場では、緊迫した空気の中、選手たちは鬼気迫る表情でハードな練習をこなしている。意識の低い若手に対し、難波が胸ぐらをつかむほど言い寄り、最後は「周りの指示に応えないとかやめようぜ! それが全部失点に出ているんだよ!」とチームを鼓舞していた。そこにあった、苦しい時期を乗り越えようという強い気概。これを見たラモス監督は言う。「ここがスタート。その日は必ず来る」。5連敗中の岐阜。勝利への熱量という武器は、Jクラブのどこよりもある。(村本 裕太)
■栃木SC
ゼロで手堅く。すべてはそこから
19位の栃木だが、最下位・岐阜との一戦は“裏天王山”と考えるべきだ。序盤ながら“負ければ残留に黄信号”くらいの危機感を持って臨めるか。それほど前節は内容がなかった。前線の守備は連動性を欠き、後ろは数的優位で簡単にやられた。このままでは今季6得点と好調の難波にやられる。それを防ぐ手立ては至ってシンプル。機能しない[4-1-4-1]を封印し、復帰が濃厚な本間をダブルボランチに据えて組織的な守備を再構築すること。ゼロで堅く進めること。それができれば後からゴールは付いてくる。(鈴木 康浩)