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J1リーグ 第6節
4/16(木) 19:00 @ 三協F柏

1
0 前半 1
1 後半 2
試合終了
3
鹿島

Report マッチレポート

若鹿の覚醒。あえて挑んだ「殴り合い」

2015/4/20 14:18

 静かだった前半終了間際に鹿島が、そして後半早々に柏が、ともにセットプレーから得点すると、試合は一気にヒートアップした。柏の吉田監督が「殴り合い」と称した激しい展開。これまでであれば試合を落ち着けて一撃必殺のチャンスをうかがうのが鹿島の戦い方だったが、それを積極的に破壊したのが柴崎だった。
「自分がさらに上のレベルでやろうと思ったら、今日の試合みたいに落ち着かない展開と見られても、それをスタンダードにしていけばいい」
 まるでバスケットボールのようにトランジションを制した柴崎は、次々と速攻を作り出していった。
 ただ、序盤から守備がハマらず、柏に主導権を握られる苦しい展開だった。おとなしい45分を終えたあと、トニーニョ・セレーゾ監督に活を入れられた選手たちはコンパクトな守備を取り戻す。後半から梅鉢に代えて青木を入れたことも効果的だった。CBをゴール前から引き出そうと動き回るレアンドロに昌子らが悩まされたが「青木さんが気を利かせてくれた」(昌子)と、青木がバイタルエリアの番人を担当。後半開始当初こそパスをつなげず、さらに押し込まれる展開となったが、むしろ柏が攻勢を強めれば強めるほど、速攻を狙う鹿島にとってはチャンスが広がった。相手の揺さぶりにも中盤のスライドは混乱せず、誘い込んだバイタルエリアで相手を囲み一気にカウンター。60分過ぎから何度もチャンスを作った。
 その中心にいたのが柴崎。カウンターとはいえ3列目からボランチが飛び出せば、カウンター返しを受ける可能性は高まる。シーズン序盤は決め切れず公式戦5連敗を喫したが、攻めの姿勢を貫き、ついにチームを勝利に導いた。この勝利は大きい。(田中 滋)

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