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[ACL]鹿島、勝利で2位浮上の可能性あり

2015/4/21 9:30

前回対戦時は、ウェスタン・シドニーの日本人コンビに活躍を許し、内容で勝りながら、悔しい敗戦となった



3連敗という最悪のスタートから、奇跡の決勝トーナメント進出へ


 3連敗という最悪のスタートから、奇跡の決勝トーナメント進出を目指す鹿島が勢い付いている。前節(広州恒大戦/2◯1)、最後まであきらめずに戦ったさまざまな人の思いが結実し、終了間際のラストプレーで高崎が劇的な勝ち越し弾。消えかかった望みをしっかりこの試合までつなぎ、アウェイのシドニーに乗り込むこととなった。この試合に勝利すれば、最終節はFCソウルをホームで迎えることができる。奇跡をグッと手繰り寄せるためにも、ウェスタン・シドニーから勝ち点3を奪って日本に帰りたい。

 そのビッグゲームに自信を持って臨めることは大きなアドバンテージだ。ミッドウィークには柏との激闘を制し、ここ5試合で3勝2分と結果が出るようになってきた。また、ここまで公式戦10試合を戦ったことで、シーズン初戦だった前回対戦時からは一回りも二回りもたくましく成長している。若さゆえの経験値の低さは、必要以上に相手をリスペクトすることを招いたが、二度目の対戦となれば自分と相手を相対化できる。少なくとも前回のような不甲斐ない内容にはならないだろう。

 対戦するウェスタン・シドニーは、18日にAリーグを戦いアデレードに2-1で勝利している。ただし公式戦5試合ぶりの勝利は63分の相手の退場に助けられたモノ。そのファウルで与えられたPKで追い付き、その後に逆転に成功しながら、ポゼッション率はわずか32.7%。第26節にしてようやくシーズン4勝目という低空飛行だ。

 鹿島も連戦で疲労は目立ち、この試合は昌子が出場停止。さらに曽ケ端、植田、ファン・ソッコ、梅鉢、柴崎、カイオ、金崎、高崎がすでに1度警告を受けており、もう1枚カードを出されれば第6節には出場できない。しかし、イングランド風のスタジアムの雰囲気に気圧されなければ、いまの鹿島なら決して難しい相手ではないはずだ。(田中 滋)

EG 番記者取材速報

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