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J2リーグ 第8節
4/19(日) 16:00 @ ニンスタ

愛媛
1
0 前半 0
1 後半 0
試合終了
0
千葉

Column 試合後コラム

[愛媛]自身を慕う教え子たちの気持ちを受けて

2015/4/22 14:59

 勝利が決まった瞬間の歓喜の輪はいつも以上に激しく、かつ大きく広がった。無敗で首位を走る千葉をシャットアウトで撃破したことによる喜びもひとしおだったに違いない。しかし、この試合ではそれに加えて特別な感情があった。

 千葉を古巣とする木山監督の存在がそれである。12年、指揮官として千葉を率いるも、J1昇格を達成できずに1年でチームを去った。「そのときの悔しさはいまでも残っている」とする木山監督にとっては、あらためて自らの価値を証明する試合でもあった。だからこそ、「これくらいスカウティングしたのは初めて」というほどに徹底的に千葉を分析し、その週の練習での指導もいつも以上に熱が入り、かつ具体的なモノであった。また、この一戦で今季初めてシステム、スタイルを変更して臨んだのも結果にこだわる一心からである。 そんな指揮官の必死に戦う姿を目の当たりにして選手たちも奮い立った。「選手らにも(木山監督の)気持ちが伝わってきていたので、そこでモチベーションが上がった。監督を勝たせたいという気持ちもみんな強かったからチームとしてもまとまれた」(岡崎)と一致団結。通常とは異なる戦術にも指揮官を信じて疑わず、木山監督を男にするためにひたすらまい進した。

 試合終了のホイッスルが鳴り響くとともに選手、スタッフらが一斉に集まって勝利を喜び合い、その歓喜の輪の中心には木山監督の姿があった。自身を慕う教え子たちの気持ちを受けて、「今日は選手たちに勝たせてもらった。苦しいときは一個でも勝たせてあげたい」と表情もほころぶ。その関係性はまさに“チーム”と呼ぶにふさわしいモノだった。(松本 隆志)

EG 番記者取材速報

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