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J1リーグ 第8節
4/29(水) 14:00 @ U等々力

川崎F
1
1 前半 1
0 後半 3
試合終了
4

Report マッチレポート

太陽王の圧勝劇。良い守備が良い攻撃を呼ぶ

2015/4/30 20:48

狙いどころズバリ。柏がつぶした川崎Fのダブルボランチ
 守備が機能したからこその勝ち点3と4得点だった。柏が川崎Fのつぶしどころと見定めていたのは、中村と大島のダブルボランチだ。彼らが前を向いてプレーすると、J1最多得点を記録する川崎Fの攻撃に縦パスというスイッチが入ってしまう。
 大谷は「僕と(小林)祐介が強めに行き、ボールを外に展開させていくイメージで入った」とゲームプランを振り返る。もちろん川崎Fは両サイドの破壊力も高く、中盤だけで守備が完成するわけではない。しかし司令塔二人を消したことは、柏のコンパクトなゾーンディフェンスを機能させる遠因にもなった。大谷は「両ボランチに仕事をさせると長いパスが出て、(柏の)ラインも下げられてしまう。工藤、レアンドロも含めて(川崎Fのボランチを)追いかけることでボールを下げさせて、その間にラインを上げることを意識した」と説明する。レナトを完封した右SBキム・チャンス、大久保を完封した両CBの働きも見事だった。しかしそれは柏の組織が整い、相手のスペースを奪っていたからこその活躍だろう。
 1-1で迎えた後半は圧巻だった。48分に工藤が勝ち越しゴールを決めたことで、川崎Fは前に出ざるを得なくなる。すると柏が攻略可能なスペースも拡がった。「リードをしている中で点を取られる試合が続いていた」(鈴木)という課題も克服した。やや後ろに重心を置きつつ前半と同様のコンパクトな陣形を保ち、最後はFW登録を4枚も入れた川崎Fにほとんどチャンスを作らせなかった。81分には交代出場のクリスティアーノがカウンターからトドメの4点目。ボランチに焦点を絞った川崎F対策がハマり、良い守備が良い攻撃を呼び起こした。そんな太陽王の圧勝劇だった。(大島 和人)

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