■鹿島アントラーズ
一番の悩みどころはボランチ
これまで目の前の一戦に全力を傾けてきた鹿島だが、今回ばかりはそうとも言えない。前節から中2日で迎える甲府戦のあと、さらに中2日でACLのグループステージ最終節・FCソウル戦が控えているからだ。勝利すればラウンド16に進める重要な試合なだけに、今節はその影響を受けざるを得ない。ただ、最下位の甲府にホームで負けるわけにはいかない。トニーニョ・セレーゾ監督もすぐには選手の起用法を決断できず、試合前日まで頭を悩ませるようだ。一番の悩みどころは要であるボランチだろう。(田中 滋)
■ヴァンフォーレ甲府
連戦で問われる指揮官の手腕
リーグ戦6連敗となったがここまで甲府が敗れた相手は1st第8節終了時点で上位チームが多い。前節の首位・浦和との一戦では73分まで無失点だったこととカウンターから決定機を作れていたことを自信にして鹿島戦に挑めるかどうかがポイントになる。また、中2日の試合だけに盛田、土屋ら前節休ませたベテランと途中出場のチャンスしか与えなかった堀米、伊東という若手を生かしてチーム力を高めるのも一つの手だろう。それとも疲労が目に見える阿部翔や石原を使い続けるのか。樋口監督の采配も重要な要素になる。(松尾 潤)