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G大阪

Column 試合前コラム

[G大阪]FW39 宇佐美貴史 真のエースとなるための最後のハードル

2015/5/1 14:49

 14シーズンのハイライトだった昨年11月の首位攻防戦。チームが劇的な勝利を飾った陰で、若きエースはその甘さを露呈した。

「あの状態の(宇佐美)貴史をピッチにおいても恐さはない」。勝たなければいけない大一番で長谷川監督は71分に、エースをあきらめ、リンスを投入した。

 オフザボール。運動量。試合終盤での踏ん張り。宇佐美は長年指摘されて来た課題を今季に入って一気にクリアし続けて来た。『男子三日会わざれば刮目して見よ』とはよく言ったものである。わずか5カ月前の背番号39とは見違えるようなたくましいエースがG大阪の6連勝をけん引しているのだ。

「点を取ることがサッカーで一番難しい仕事。それを6試合連続でやってくれている」。現役時代FWだったからこそ長谷川監督は宇佐美のクラブタイ記録を手放しで称賛する。そんな若きエースにとって最後のハードルがあるとするならば、それは上位陣からの得点だ。

 昨季、自己最多となるJ1・10得点をマークした宇佐美だが、上位7チームからの得点はゼロ。対戦相手がやや偏っているとは言え、今季も開幕戦を除けば、得点した相手は9位以下なのだ。現在6戦連発中の背番号39は「得点を意識しないほうが点を取れる」と語る。前節の松本戦ではシュート1本で1点を叩き出したが、得点場面に宇佐美ならではのクレバーさが凝縮されていた。カウンターで抜け出した際、「自分でもシュートまでは行けたけど、パトリックのほうが良い状態でシュートに行けた」とより確率の高いプレーを選択。結果的にパトリックから返って来た好パスを冷静に蹴り込んだ。

 再び巡って来た首位攻防のビッグマッチで、クラブ最多記録の更新がかかるというのは最高の状況設定だ。「記録を達成できるように、そしてチームが勝てるように両立を目指したい」。真っ赤に染まる埼玉スタジアムで、その成長を見せつける準備は整った。(下薗 昌記)

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