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[ACL]浦和は最後に何を見せるか

2015/5/5 9:14

すでに敗退が決まっているが、この試合を消化試合にしてはいけない



“消化試合”にするかは自分たち次第


 5日に豪州のゴールドコーストで行われるACLグループステージ最終節・ブリスベン・ロアー戦は、浦和にとっていわば消化試合だ。柏がラウンド16進出を決め、G大阪と鹿島が自力でラウンド16進出の可能性を残している中、1分4敗と1勝もできずにグループステージ敗退が決まってしまったことは寂しいが、それはもはや変えられない事実である。

 チームは明治安田J1・1st第9節・G大阪戦後、すぐに空港へと向かった。ただ、主力の選手の多くは浦和に残り、ブリスベン戦はG大阪戦でベンチだった選手、もしくはここまで出場機会がなかった選手が中心となって臨むことになる。レギュラークラスも一部遠征に帯同したが、人数合わせの感は強く、おそらく出場することはないだろう。

 対するブリスベンは現在3位で2位・水原三星ブルーウイングス(韓国)と勝ち点3差。ラウンド16に進出するためには勝つしかない状況で、この一戦に全力を尽くしてくることは間違いない。その相手に対して、浦和は普段出場機会が少ない選手、またはここまでまったく試合に絡めていない選手たちが、どんなプレーを見せるのかが最大の焦点となる。特に若手は国際舞台の経験という意味でも価値がある。この試合で一つでも多くのものを感じ取って、浦和に持ち帰って来てほしい。

 グループステージ敗退が決まっている以上、チームとしての結果が直接的に何かを生むわけではない。それでも浦和が次への一歩を踏み出すためにもこの試合を決して消化試合にしてはいけない。今季まだアジアで1勝もできていないという事実もある。浦和のプライドを持ってこの一戦に臨んでほしい。(菊地 正典)

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