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J1リーグ 第11節
5/10(日) 14:00 @ JITス

甲府
0
0 前半 0
0 後半 1
試合終了
1
湘南

Report マッチレポート

長所を生かし切れなかった甲府。迷走の末の2連敗

2015/5/11 14:14

 今節は7連戦のラストであり、甲府にとっては、0-2で敗れた前節・松本戦に続き、今節・湘南、次節・山形と続く昇格組との3連戦の2試合目でもある重要な一戦だった。高山を出場停止で欠く湘南の先発に驚きはなかったが、樋口監督は、3月18日のナビスコカップ第1節(0●1)で湘南と対戦したときと同じ[3-5-2]を選択。来日9日目のバレーをベンチに入れた。前線は盛田とアドリアーノの2トップ。3ボランチはマルキーニョス・パラナを稲垣と石原が挟み、湘南のスピードを吸収するシステムを採用した。試合序盤はこの3ボランチが湘南の攻撃を食い止め、また、189cmの盛田が持ち味であるヘッドの強さを見せて攻撃の主導権を握る。甲府は、この盛田の高さを生かせた時間帯にどんな形からでも得点が必要だったが、クロスボールとセットプレーしか武器がない攻撃陣はゴールを奪えない。
 そして後半に入った50分、大槻の鋭いミドルシュートで失点。すると、甲府の迷走のスイッチオン。樋口監督は、松本に代えて橋爪、盛田に代えて伊東を投入するも、下げた選手のストロングポイントが恋しくなる一方の展開に。74分には、“戦艦級”FWバレーを投入して湘南を不安にさせるが、バレーはCKから決定的なヘッドを放つも、GK秋元のスーパーセーブに防がれてヒーローになり損ねた。
 試合の最終盤は、プレーの質を問わないスピードと強さと“運”勝負の内容になるも、意志が統一されていない甲府のパワープレーには怖さが不足し、ゴールは遠くそのままタイムアップ。若手ではなく、疲労が蓄積してはいるが実績のあるベテランを主に起用したものの、結果につながらなかったことで、次節・山形戦に向けて不安が残ったままとなった。
 一方、湘南は、ワンチャンスを生かして得点を奪うと粘ってしのいだ。築いてきた湘南スタイルの幅の広さを見せ付け、勝ち点3をアウェイで奪い取った。(松尾 潤)

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