派手な打ち合いの末に仙台が連敗をストップ
5連敗中の仙台と、開幕から10試合無敗の浦和。勢いに差がある中、ホームの仙台は先発メンバーに変更を施した。今季新加入のキム・ミンテが、リーグ戦では初めての先発出場。富田との中盤のコンビは、それまでの富田とリャン・ヨンギのコンビよりも守備の強度を増す組み合わせだった。彼らに浦和の厚い攻撃に対する中盤の防波堤としての役割が期待された。
早速、8分にその効果が出た。中盤でカットしたキム・ミンテが攻め上がると、野沢のクロスを受けてミドルシュート。これが入って、仙台が先制した。
浦和が仙台ボランチのプレッシャーをかわしてサイド攻撃を中心とするようになってからは、浦和ペース。仙台はカウンターを中心に反撃した。 浦和が大外を使う攻撃で仙台を押しこむと、前半の終盤に連続CKのチャンスをつかむ。すると阿部のミドルシュートが仙台の選手に当たってコースが変わり、ゴール。試合は振り出しに戻った。
浦和は、後半開始から興梠と李を投入し、さらにサイドへのロングボールも増やして畳みかける。すると55分、CKから興梠が得点。さらに56分、速攻から関根が加点した。 仙台はすかさずハモン・ロペスと奥埜を投入し、空中戦中心の戦いを明確化。すると奥埜が60分にゴールして差を詰めた。さらに65分にはCKから渡部が決めて追い付いた。
ところが守備の強度が下がってしまったゲームは、これで終わらない。リャン・ヨンギと興梠が1点ずつを取り合って、両チームは派手な打ち合いの末に4-4のドローで試合を終えた。(板垣 晴朗)