Match 試合速報

試合一覧

J2リーグ 第13節
5/9(土) 16:00 @ 県立丸亀

讃岐
0
0 前半 0
0 後半 1
試合終了
1
千葉

Column 試合後コラム

[千葉]我慢の試合運び。この勝ち点3の意味

2015/5/11 14:30

 前半、多くの時間帯でポゼッションをし、複数の決定機を作って優位に進めた千葉。勝ち点3への道のりはそう遠くはないと思われたが、ゲームを掌握しながらも連戦の疲労からか決め切れない時間が続くと、スコアレスドローに終わった前節・東京V戦のような難しい空気が漂ってきた。

 関塚監督は「疲労のある選手がどういうふうに守りながら攻撃するか」をこの試合のテーマとしたが、それを遂行するためには精神的な我慢も必要とされた。讃岐は自陣で人数をかけて守りながらも、虎視眈々とカウンターの機会を狙っている。疲労感漂う選手たちが一気呵成に勝負をかければ、それが“諸刃の剣”にもなりかねない状況でもあったため、均衡を破れない中でも必要以上にリスクを負わずに攻め続ける焦れない心を持たなければいけなかった。

 この焦れない心こそが勝ち点3をチームに呼び込む要因となった。後半になって危険なカウンターを受けながらも指揮官は冷静に状況を見極め、疲れの見える選手を相次いで交代。状況は大きく好転しなかったが、それでも変わらぬリズムで試合を進めると、逆に讃岐が焦れてきた。攻勢を許す場面が増えるとともに、それまで固く閉ざされていた讃岐陣内にはスペースが生まれ、一転してオープンな展開に。

「あとはどっちが決め切るか」(関塚監督)という状況の中で勝ったのは千葉のクオリティーの高さ。相手のプレッシャーが弱まった中で敵陣で左右に揺さぶり、中村がアーリー気味に入れたクロスに対し、ルーズになった讃岐のペナルティーエリア内に千葉は5人の選手が侵入。ニアで佐藤健が反らしたボールを最後はファーサイドでネイツ・ペチュニクが押し込んだ。厳しいフィジカルを強いメンタルで乗り切って手中にしたこの勝ち点3の価値は決して小さなモノではない。(松本 隆志)

関連カテゴリ

EG 番記者取材速報

League リーグ・大会