磐田が逆転勝利で首位に再浮上した。
この試合、90分を通じて主導権を握ったのは磐田。前線のジェイが起点を作り、前半だけで10本のシュートを放った。10分にはアダイウトンがポスト直撃のシュートを打ち、23分には小林がバー直撃のFKを放つ。しかし、先制したのは水戸だった。32分、古巣対決となった船谷のCKを、ゴール正面の吉田がマーカーの伊野波を振り切り、頭で豪快に叩き込んだ。
0-1で前半を折り返した磐田は後半、交代カードで流れを変えた。57分に投入されたのは松井。直後の58分に、エリア内で小林のパスを受けると左足を振り抜く。「相手の3バックの空いたところを突こうと思っていた」というベテランのゴールで1-1。さらに畳み掛け61分には松井の仕掛けで得たFKを上田が直接決め、逆転に成功。そのままリードをキープした。昨季ゼロだった逆転勝利が、今季すでに4度目。8試合で先制されていることは課題だが、そのうち半分で勝利していることはチームの底力と言えるだろう。
一方、水戸は今季初の3連敗。柱谷監督は「磐田をちょっと苦しめることができたと思うが、止める、蹴るというサッカーの基本のところの差が大きいと感じた」と唇をかみ締めた。(南間 健治)