連勝中の讃岐は後半に勝負をしかけるも、その裏を突かれる
クラブ初の3連勝を懸けて臨んだ讃岐の挑戦を退け、千葉が1-0の完封勝利。順位も再び自動昇格圏の2位に浮上した。
連勝で好調を維持する讃岐はシステムを[4-4-2]から[3-4-2-1]に変更。守備時は素早く両ウイングバックを帰陣させ、5バックの守備的布陣で千葉を迎え撃った。しかし、ボールを持つと両ウイングバックに加えてCB中央に陣取った岡村も積極的にオーバーラップして攻撃に参加するなど守備一辺倒にはならず、カウンターに活路を見いだそうとした。
今季の讃岐は守備の堅さを武器に、失点をしないことに重点を置き、まずは負けないことに徹する戦いで地道に勝ち点を積み重ねてきた。今節でもそのスタンスを崩さずに臨むかと思われたが、意外にも格上・千葉に対して守備で締めるところは締めながら、攻撃に転じれば人数をかけて攻勢に出るなど真っ向勝負に打って出た。
地力に勝る千葉に対して劣勢になる場面が少なくはなかったが、果敢に前に出ていく姿勢は失わなかった。そんな中、前半をスコアレスで折り返したことは讃岐にとって上々の出来だった。北野監督は戦前、「千葉は終盤に(運動量が)落ちる」と分析し、勝負どころは後半と踏んでいたからだ。
55分が経過したころ、北野監督は千葉の疲れを見て取るやシステムを[4-4-2]に変更し、チームのカウンターの旗手である木島良を投入。積極的なアクションで勝ち点3をもぎ取りに行った。60分にはカウンターから仲間がゴール前で絶好機を作り、そのアクションは報われる寸前まで行ったが、逆にその積極策の裏を突かれて終盤に失点。焦れずに勝負どころをモノにした千葉に軍配が上がった。(松本 隆志)