
1996年8月5日生まれ 180cm/72kg 前所属:東山高
明治安田J1・1st第11節・松本戦(1△1)では起死回生の同点ゴール。1st第12節・名古屋戦(1○0)では豊田の決勝ゴールをお膳立て。2試合連続の途中出場で見せた輝きは瞬間的なものなのか、恒常的に発揮できるのか。ナビスコカップ予選リーグ第4節・FC東京戦(0●2)に続くプロ2度目の公式戦先発に懸かる期待は前回のそれとは違った。
20日のナビスコカップ第5節・広島戦の前日、先発に向けて鎌田は「守備を効率的にやって攻撃で良さを出せるようにしたい」と話した。攻撃面でのセンスはこれまで十分に示してきた。先発となれば体力面、さらに守備力も問われる。しかし、結果は満足いくモノではなかった。「ずっと課題と言われてきた守備のところは自分の中では頭の中でこんがらがっていた」(鎌田)。試合後に口にしたのは課題ばかりだった。
もともと縦パスを入れるセンスなど鎌田はこれまで鳥栖にはいなかったタイプの選手。それだけにサイド攻撃を持ち味とする鳥栖で、自分の良さを発揮するためには「周囲を納得させること」が必要だ。
鎌田は現状を「まだ壁にぶつかっていない」と語る。彼にとって壁とはわれわれが考えるよりも高いモノなのだろう。その壁を実感するためには試合に出続けるしかない。広島戦では精彩を欠いた。このあとにどんなはね返りを見せるのか楽しみにしたい。(杉山 文宣)