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[ACL]G大阪は勝って8強への道を切り拓く

2015/5/26 7:00

3失点しなければ勝ち上がれるG大阪。ただ、“今までどおり”やることが勝ち上がりへの近道だ



G大阪の勝ち上がりの条件
勝ち、引き分けor1点差、0-2での負け

相手が前掛かりに来れば、鋭い攻撃が生きる


 勝利と3つのアウェイゴール―。G大阪は、敵地の“前半”であまりにも大きなアドバンテージを得た。終了間際の失点は、不要だったがそれでも指揮官は「2-0で終わるよりも3点取りたかったので3-1でもいい」と言い切った。

 0-3や2-4などで敗れない限り、7年ぶりのベスト8が決まる有利な立ち位置にありながらも、G大阪にはこれっぽっちの油断も慢心もない。「相手の攻めを受けるとやられてしまう」(長谷川監督)。

 地力の差は明らかだった第1戦だが、第2戦に向けての教訓となったのが終了間際の失点シーン。やはり高さと強さを持つFCソウルだけに、ゴール前でしのぐ時間が続くと必然的にピンチの場面も増えることになる。最低でも3得点が必要なアウェイチームは立ち上がりからリスク覚悟の攻撃をしかけて来るはず。禁物なのはACLのホームの戦いで2度許して来た立ち上がり早々の失点だ。「相手はフィジカルを前面に押し出して来る可能性もある。先に点を取られると少しやっかいなことになる」と遠藤。リスクを負う必要はまったくないG大阪だけに、試合の入りは万全を期したい。ただ、長谷川監督の就任以来、ホームで3失点を喫したのは13年のJ2開幕戦(京都戦/3△3)のみ。大崩れすることはないだろう。

 そして相手が前掛かりになるからこそ、その鋭い攻撃を生かせる。ACLでもアウェイ4試合中、3試合で勝ち切っているように鋭い攻守の切り替えから、相手ゴールを陥れるのはお手の物。連戦で挑んだ第1戦と異なり、宇佐美も万全の状態で大一番に臨む。「良いコンディションで次は挑めるし、得点も狙う」(宇佐美)とACLでの4戦連発に燃えている。

 唯一の懸念材料は、腿に違和感を訴えている藤春の回復具合だが、対チャ・ドゥリを踏まえて、丹羽の左SBも選択肢。この場合は、岩下を温存せずに、CBが3人最終ラインに並ぶことになるだろう。

「勝って8強に進みたい」(長谷川監督)。追い風の吹くホームで鬼門のラウンド16を突破したい。(下薗 昌記)

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