ここ5試合を3勝2分と好調を維持している千葉は、この日も序盤から攻撃のギアを上げていく。4分には井出がゴール前で決定機を迎えるなど、試合の入り方としてはまずまずのモノだった。
しかし、13分に北九州の小松にヘディングシュートを決められ、先手を取られてしまう。すると、この失点をきっかけに千葉はチグハグなプレーが目立つようになった。守備では前線からのプレスがハマらなくなり、攻撃ではゴール前での判断ミスが散見されるようになった。「失点が原因かどうかは分からないけど、試合を通じて全然チームがかみ合わなかった」とGK高木が振り返ったように、首をかしげたくなるような展開が続いた。
気持ちを新たにして挑んだ後半も、いきなり北九州に出鼻を挫かれ立て続けに2失点。これで後がなくなった千葉は反撃に出るが、「中盤でフリーになって前を向けるチャンスもあったのが、そこでの判断がものすごく今日は遅れていた」と関塚監督が話したように、決定的な場面を生み出せず、90分に大岩が1点を返すのが精一杯。攻守がかみ合わないまま90分を終えた千葉は北九州に完敗。勝てば首位浮上というチャンスを、またしても逃す結果に終わった。(松尾 祐希)