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JリーグYBCルヴァンカップ 第6節
5/27(水) 19:00 @ ホトフィ

広島
1
0 前半 0
1 後半 1
試合終了
1
FC東京

Column 試合後コラム

[広島]MF 34 高橋壮也 「まだまだだということを相手選手に教えてもらえた」

2015/5/29 14:13

 甘美なだけではなく、厳しさも味わったホームデビュー戦だった。「良いクロスを上げて、あれで勝っていたら最高の気分だったけど、まだまだだということを相手選手に教えてもらえた」。得点を演出して失点にも絡んだ2年目の高橋壮也は試合後、複雑な感情を言葉にしながらも、スッキリとした表情だった。

 アウェイで戦ったナビスコカップの2試合で自信を得て臨んだEスタでの一戦。高橋壮也は持ち味を存分に発揮した。上下動を繰り返し続ける運動量と相手に向かっていく果敢さを前面に出し、エネルギッシュに左サイドを駆けていく。クロスを上げ切れなくても、しかけることで相手を後退させてCKを奪取。守備になると素早く切り替えて帰陣し、集中力を切らさずスペースを埋めた。そして79分。左サイドでフリーになった高橋壮也が上げたクロスを逆サイドの清水が合わせて先制点が生まれる。全体練習後に佐藤に速いボールを求められていたクロス練習の成果だった。控え選手と抱き合って喜び、森保監督とハイタッチして自軍に戻っていく高橋壮也は、すでに達成感に包まれていたのかもしれない。

 しかし、サッカーはロスタイムも含めて勝負が決まるモノ。サイドにボールを回し人数をかけて攻め込んでくるFC東京に対し、「ずっと我慢していた」高橋壮也は飛び込まずにしぶとく対応を続けた。しかし、後半ロスタイムに入ってボールを受けた三田へチェックに行ったあと、自身の背後に走った三田のマークを逃してしまった。「最後まで気を抜いてはいけない」(森保監督)。高橋壮也の対応の甘さが招いた失点だった。

 チームにとっては勝ち点2を失う痛恨の結果となったが、この現実、そして自らが体験した成功も失敗もすべてが高橋壮也にとっては財産になる。「サポーターにも自分という選手を少しは理解してもらえたんじゃないか」と振り返ったホームデビュー戦は、彼の伸びシロがたっぷりと見えた試合だった。(寺田 弘幸)

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