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J1リーグ 第14節
5/30(土) 19:00 @ 味スタ

FC東京
2
1 前半 0
1 後半 1
試合終了
1

Report マッチレポート

アカデミー育ちの二人がFC東京を勝利に導く

2015/6/1 14:12

気迫と闘争心と無骨さ。青赤が見せた勝利への執念
 ヒーローインタビューのお立ち台には、青赤育ちの幼なじみが肩を組んで並んでいた。試合後、武藤のドイツ1部・マインツへの完全移籍が正式に発表された。当然、この発表を踏まえて柏戦に臨んでいた武藤と三田。「タマ(三田)とは小学校1年生からの仲。こういう試合で一緒にゴールを決めて、肩を組めたことは感慨深い」。欧州挑戦を決意したエースは、久しぶりに満面の笑みを見せ、その瞬間を喜んだ。
 彼らだけではなく、この日のFC東京の選手たちは気迫に満ちていた。前半早々に、米本が接触プレーで左ひざを痛め、そのまま交代。過去にひざの重傷を繰り返したMFの苦しむ姿を見て、さらにチームメートの闘争心に火が点いた。「今日はメンタル面の戦いでもあった。3連敗している中でも、サポーターが自分たちを信じてくれている気持ちが伝わっていた。僕たちも意地を見せないといけなかった」と、吉本は選手たちの白熱プレーの背景を代弁した。
 32分に武藤、林とゴール前で絡み、最後は三田が押し込み先制を果たす。後半は守備的に振る舞いながらも速攻をしかけるというお得意のパターンに持ち込もうとしたが、62分に森重がPKを献上し、同点にされてしまう。勝ちから見放されているいまのFC東京。『1-0』の美学を見せる余裕は、やはりない。
 それでも、武藤がPKを奪い返した。強引に前を向いてしかけたからこそ、得られた好機。エースが見せたその無骨さこそが、勝利する今季の青赤の姿だった。 柏にチャンスらしいチャンスを作らせなかったものの、ギリギリの勝利だった。1勝することの難しさが詰まった試合だったが、ドタバタでも勝ちは勝ち。FC東京がホームでようやく連敗を止めた。(西川 結城)

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