森下 仁志監督
――感想は。
「今日もたくさんの方に来ていただき、背中を押していただき、ありがたかった。この場を借りて御礼を言いたい。試合に関しては、札幌さんは他チームを非常に苦しめていたし、非常によく走っていたので、戦前から難しい試合になるということは予想していた。特に立ち上がりに難しい状況があったが、選手たちは最後まで粘り強くプレーし、相手よりも走り、いい結果を出してくれた」
――CKから3ゴールが生まれたが、練習通りの形だったか?
「そう。セットプレーに関しては森下GKコーチにすべて一任しているし、非常に緻密にトレーニングしていただいている成果だ。これから上位を争っていくためにはセットプレーで流れをつかむということは非常に重要なポイントだし、これを続けられるようにトレーニングを続けていきたい」
――札幌とは開幕戦以来の対戦となったが、札幌の印象はいかがですか?
「点数が開いても後ろからボールを動かそうとしていたし、その勇気は僕たちも見習わなければいけない。しっかりフットボールをやろうとしている姿勢に好感を持ったというか、僕もお世話になったチームだし、すごくうれしかった。本当にやりがいのある対戦相手だった」
――チョ ビョングクの評価は?
「(チョ)ビョングクだけではなく、今日は本当に全員が素晴らしいパフォーマンスだったし、本当にすべてを出し切ってくれた。そういった力を引き出してくれたミーティングの映像を作ってくれたカメラマンの久保さん(※クラブオフィシャルカメラマン)にもこの場を借りて御礼を言いたい。選手がその映像を見て奮い立ってくれた」
――CKから3ゴールが生まれたが、押し込めていたからこそCKを獲得できた部分もあった。札幌とは開幕戦以来の対戦となったが、磐田が開幕戦の頃より、より進化していると感じる部分は?
「前半、僕がトレーニングしているポジショニングの部分で選手が少しこだわり過ぎているかなというか、もう少し距離感を縮めたりとか、そういった状況で動いてもいいかなとも思っていたが、途中から選手たちが自分たちで判断して、そういった距離感、ポジションを取ってくれたので、よりボールが動くようになった。そういった部分は選手に判断を委ねる部分もあるし、そういったところで選手が状況によって自分たちで動いていけるようになってきたのが成長の証」
DF 24 チョ ビョングク
「前半戦で厳しい試合もあったし、勝てない試合もあったが、シーズン後半戦ということであらためて集中力を持ち、絶対に勝とうという気持ちを持って試合に入った。いい試合ができた」
――ゴールシーンについて。
「セットプレーの練習はたくさんしているし、チームにはいいキッカーがいるので集中すれば必ずゴールできると思っていた」
――次節・浦和戦へ向けて。
「前半戦は勝ったり負けたり、試行錯誤もあったが、後半戦は勝利から始めることができたし、必ず優勝を成し遂げるという気持ちで1試合1試合勝っていきたい」
FW 18 前田 遼一
「(チョ)ビョングクが早い時間帯にセットプレーから2点決めてくれたので、それですごく楽になった。次も勝ってこの勝利を無駄しないようにしたい」
――ゴールシーンについて
「ヤマ(山崎亮平)ちゃんが全部崩してくれたし、ヤマちゃんのおかげ」
MF 6 ロドリゴ ソウト
「ホームゲームということで絶対に勝たなければいけない状況だったし、そこで勝ててよかった。長いシーズンではやはりホームでポイントを取らなければいけないし、そこでしっかり3ポイントを取れたことが一番の収穫」
――先発復帰となったが、フィーリングは?
「鈍っている部分はなかった。ただ、これだけ暑いので、90分通してプレーすることはできたが、最後のほうは疲労もあった。ただ、大事なことはその中でも勝利したことだし、この勝利は大きい」
――ゴールシーンについて
「セットプレーの練習をしっかりしているし、(相手が)自由を与えてくれたので、練習通りに決めることができた」
――CKのポイントは?
「駒野がいいキックを蹴ってくれるし、ゴール前のポジショニングもよくて、ゴールを決められなかった場面でも自分たちが先にボールを触れた場面が多くあった。そのあたりがよかった。ただ、本当の“秘密"はここではお話できない。次の相手がいるから。(笑)」
DF 5 駒野 友一
「リーグの折り返しの最初の試合だったし、ホームゲームだったし、何が何でも勝つだけを考えて試合に入った。立ち上がり、相手が引いて守っていたので崩すのに少し苦労したが、結果的に勝ててよかった」
――3アシストとなったが?
「ゴール前はヘディングの強い選手ばかりだし、いいボールを上げることだけを考えていた。今日はセットプレーから3つ取れたし、これをジュビロの武器として続けていきたい」
FW 9 山崎 亮平
「最近流れがよくない中、難しい相手から点が取れたし、いらない失点もあったが、後半戦の最初としてはよかった」
――今日は2トップに近い形?
「そこは流れの中でという感じで、特に決めずにプレーしていた」
――相手が下がる時間帯もあったが?
「前半の最初はなかなか縦パスが入らず、リズムが上がらなかったが、その中でセットプレーから2点取れたのがよかった」
――アシストについて。
「前田さんがいいタイミングで入ってきてくれた。最初は自分で打とうとしたが、ゴール前に前田さんが見えたのでパスを出した」
DF 33 藤田 義明
「最初に点を取れたことが大きかった。それまでは相手も前から来ていたし、ミスパスを狙っていたので。ただ、1点を取ってから落ち着いてプレーできた」
――お子さんが生まれた日に勝利することができたが?
「今朝生まれた(※第2子。男児)。チームメートが勝利をプレゼントしてくれたし、サポーターのみなさんもすごく応援してくれたのですごくうれしかった。今日の勝利は絶対に忘れない」
DF 13 宮崎 智彦
「個人的にもっともっと精度を上げなければいけない。いろんなポジションをできればプレーの幅も広がってくるし、出場できるチャンスもあると思うので、与えられたポジションでもっともっとクオリティーを上げていければ」 石崎 信弘監督
――感想は。
「後半戦の第一試合目ということで十分集中して入っていこうというところで試合に入ったし、立ち上がりはすごくいい形でボールを奪えていたし、いいところまでは持っていけていた。ただ、シュートを打つ判断のところや相手のゴール前でのイージーなミスがあり、なかなかゴールに結び付かないというところでCK2本でやられてしまった。本当に残念な失点だった。ただ、前半はセットプレーだけの失点だったし、後半の立ち上がりに十分集中していこうというところで開始1分で失点してしまい、そういった試合の入り方の甘さがまだまだあるのではないか。やはりジュビロと比べてボールを奪った後のイージーなミス、ボールつなぎのところでのイージーなミスといった個人的な技術というところも改善していかなければ厳しい。次のゲームへ向けて気持ちをしっかりと切り替え、今回1週間空くので、2週間という中でしっかり改善できれば」
――セットプレーからの失点のうち、最初の2点は同じ相手・サイドから失点したが、CKの守備の問題点は?
「ウチのCKはマンツーマンで“責任マーク”という形だし、チョに対してマークが甘かったのではないか。ただ、そこからマークをジェイド(ノース)に代えてチョは収まったが、今度は違うところのロドリゴにセットプレーを決められたと。ウチはジェイド一人しかいないし、マークする選手が責任を持って対応していかなければいけない」
――相手にボールを回されたときに引いて相手のボランチがフリーとなる場面もあったが?
「今、守り方のところを改善しているところだが、相手のボランチ、特に小林とロドリゴのところが前半あまりにもフリーになり過ぎたのではないか。ただ、真ん中を崩されているシーンは少なかった。しかし、クロスを上げられたときにCKになってしまうと。まだまだ相手のボランチに対するプレッシャーのかけ方はまだまだ改善していかなければいけない」
――古田の評価と途中交代させた理由は?
「(古田は)立ち上がりにいい位置で(ボールを)取り、あそこで岡本に出して岡本がシュートを打ちましたが、立ち上がりだし、得意の左足でいい形で持ち込んだのだから、そういったところで積極的にシュートを打ったほうが自分としての流れも、チームとしての勢いもよかったのではないかと。ただ、ディフェンスにしても攻撃にしても中途半端なプレーが多かったし、そういったところで活きのいい榊に代えた」
――けが人が多いが、後半戦へ向けて改善策は?
「肉離れが多かったが、筋肉系のところはいっぺんに改善できるものではないし、やはり継続的に筋肉をしっかりと刺激していかなければいけない。J1とJ2とでは運動量も違うし、特にJ1だと自分たちはディフェンスに回る時間、リアクションの時間が長くなるし、そういったところでしっかり筋肉を鍛えていかなければいけないのと、リアクションの部分をアクションの時間に持ってこれればいらない負荷はかかってこないのではないか」
MF 8 砂川 誠
「攻撃にかかる時に自分も含めてミスが多く、守備に追われてしまった。相手からボールを取ってからの1、2本のパスを相手のいないところにしっかり展開できるような技術と戦術眼を高めていかないと守備の多い試合になってしまう。押し込まれてCKが増え、絶対にやってはいけないセットプレーで失点ということで、札幌としてはやってはいけないゲーム展開だった」
DF 29 奈良 竜樹
「後半戦のスタートだったが、ディフェンスとしてはふがいない結果だった」
――序盤は札幌ペースにも見えたが?
「相手のミスもあったが、そこを突いてカウンターを積極的にできたが、最後のところの精度が低くなったり、シュートまで行けない場面もあったし、もっと精度を上げていかなければいけない」