Match 試合速報

試合一覧

J1リーグ 第10節
6/3(水) 19:00 @ 万博

G大阪
2
1 前半 0
1 後半 0
試合終了
0
鹿島

Report マッチレポート

手堅い青黒。2位に浮上し浦和を追走

2015/6/5 14:18

三冠王者が試合巧者ぶりを見せ付ける
 試合巧者。勝負強さ。かつて鹿島の代名詞だったはずの言葉を90分、見せ付けたのはG大阪だ。引き分け以下でも1stステージ制覇が限りなく厳しくなる一戦において、大阪の雄は「あまりリスクを負わずに戦う」(遠藤保仁)ことを念頭に置いたと言う。
 小笠原と柴崎の新旧日本代表ボランチに対して、遠藤保仁と今野がプレッシャーを掛けるも、バイタルエリアに侵入される回数が幾度となくあった前半。
「土居くんをフリーにしていたので後ろと相談して、相手のボランチは捨てた。バイタルを使わせないよう試合中に修正した」と話すのは遠藤保仁だ。
 勝たなければいけない戦いでまず、リスク管理を徹底するのが、いまのG大阪だ。そして両者ともチャンスの少なかった41分、FKの処理を誤ったGK佐藤のミスに突け込んで今野が先制点を挙げる。ハーフタイムに指揮官から活を入れられたG大阪は後半早々、宇佐美を中心にギアを上げ、52分にその宇佐美がPKを奪う。それを遠藤保仁が冷静に蹴り込み、2点を先行する。
 ここからが長谷川ガンバの真骨頂だ。J最強の2トップを最前線に残したまま、残る8人が堅守を築き上げる。「守備に自信があるのもそうだけど、僕らにはカウンターがあるのが大きい」(今野)。暫定ではあるがリーグ最少失点を誇るDFが鹿島の攻撃をいなし、スキを見ては2トップだけでトドメの3点目をうかがった。「まずはボールを保持するのがチームの形だけど、割り切った戦いもできる」と、鹿島にほぼ決定機を与えなかった90分に遠藤保仁は胸を張った。
 パスワークで崩すのも「自分たちのサッカー」ならば堅守速攻に徹するのも「自分たちのサッカー」。G大阪はかつての三冠王者に、地力の差を見せ付けた。(下薗 昌記)

EG 番記者取材速報

League リーグ・大会