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J2リーグ 第17節
6/6(土) 16:00 @ NACK

大宮
2
1 前半 0
1 後半 0
試合終了
0
讃岐

Report マッチレポート

ブロック攻略。首位が示した“戦略の幅”

2015/6/8 17:17

スキを見逃さず、サイドからこじ開ける
 リーグ序盤戦、大宮と対戦するチームは前線からのプレッシングで主導権を握ろうとすることが多かった。しかし大宮の攻撃組織が完成するに従い、後方でブロックを組むチームが増えている。前節対戦した福岡は極端な例だったが、今回の讃岐はより完成度の高い守備組織でスペースを消してきた。
 大宮はボールこそ握れるものの、ピッチの4分の1まで引いて[4-5-1]のコンパクトなゾーンを作る讃岐に対して有効な攻め手を見付けられない。「(讃岐が)ハーフウェイラインからゲームを始めるということで、いろいろな距離感とかスペースの空き方が見えなかったのかなと」(渋谷監督) そんな中で転機は唐突に訪れた。讃岐の左SB小澤が攻め上がってシュートを放つと、その際の接触の影響で治療のためピッチ外へ。相手が10人になったスキを大宮は逃さなかった。20分、讃岐が「小澤が抜けて[4-4-1]になったところでサイドの受け渡し、マークのアプローチのスピードが落ちてしまった」(北野監督)ところを突き、「相手が堅かったので、『速い攻撃をしよう』と思っていた」という泉澤が左サイドで抜け出すと、そのままドリブルシュートをニアに突き刺して先制点を挙げた。
 この1点がその後の流れを決定付けた。リードを奪って後半を迎えると、「相手が負けていたので、スペースを空けてくれていた」(家長)。前半よりも深いエリアに侵入する回数を増やすと、67分に泉澤のクロスを横谷が押し込んで追加点。その後は讃岐の反撃を抑え込んで3試合連続の完封勝利を達成した。
 スペースを消す相手をも打ち破った大宮。戦略の幅を示す勝利で無敗記録を『10』に伸ばした。(片村 光博)

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