Feature 特集

[日本代表]定位置争い激化。アピールに成功するのは誰だ

2015/6/10 15:56

HOT SPOT 1 SIDE BACK



充実の太田を試す価値あり。長友が右の可能性も
 まず注目として挙げられるのが、SBの起用法。ハリルホジッチ監督はこれまで左SBでプレーしてきた長友佑都に対して、4月にミラノで会した際も、また今回の合宿でも、右サイドでプレーする可能性を示唆した。内田篤人が負傷で招集外となってしまったことも関係しているが、指揮官の中には現在Jリーグで絶好調の太田宏介を左サイドに組み込みたいという意図もあるだろう。長友は「(酒井)高徳も(酒井)宏樹も(太田)宏介も、みな能力が高い。両SBに良い選手がいる」と話す。所クラブで出場機会の少なかった酒井高や3月のチュジア戦で先発した酒井宏ももちろん虎視眈々と出番うかがっているが、ここ最近の充実したプレーを見る太田を試す価値は十分にあるだろう。  ( 西川 結城)

HOT SPOT 2 WING



本田、武藤、宇佐美の牙城に原口が割って入るか
 久しぶりに目にした原口元気は、明らかに浦和時代とは違うプレー意識を持っていた。元来、攻撃の局面では力を発揮したが、ドイツでの戦いを経て「攻守で上下動して、スピードを生かしてプレーするようになった」と言う。球際にも激しくぶつかり、以前よりインテンシティー(プレー強度)の高いそのスタイルはハリルホジッチ監督が求めるプレーでもあるだけに、実戦でどれだけ発揮できるかを一度試すのは面白い。サイドには左に宇佐美貴史と武藤嘉紀、そして右には本田圭佑がいる。前者の二人は現在Jリーグで毎試合話題を振りまくアタッカー、後者は言わずと知れた日本の中心選手。ここに原口がどう割って入っていくか。タレントがそろうだけに、競争もし烈だ。(西川 結城)

HOT SPOT 3 GK



枠は一つ。四つ巴の守護神争いは加熱するばかり
 練習で動きの良さを感じさせたのは権田修一だった。周囲のスタッフからもセービングのたびに「グッド!」という声が何度も聞こえてきた。FC東京での今季の活躍をリカルド・ロペスGKコーチも見逃さず、味の素スタジアムで視察する回数が増えている。これまで不動の守護神だった川島永嗣は、指揮官も「(所属クラブで)試合に出ていない」と、やはり試合勘のなさを危惧する。また現在J1で首位を走る浦和の西川周作だが、リーグ戦ここ数試合では失点につながるミスも散見され、安定感では少々権田に劣る。一方、G大阪の東口順昭も練習では持ち前の高い身体能力を見せている。権田と東口の台頭により、本格的にGK競争が繰り広げられることは必至と言える。(西川 結城)

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