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J2リーグ 第19節
6/21(日) 18:00 @ ニッパツ

横浜FC
0
0 前半 1
0 後半 2
試合終了
3
大宮

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止まらない“強者”大宮。横浜FCはどう立ち向かう?

2015/6/19 14:42

■横浜FC
上位浮上へ。あえて前線からプレスを掛け、粘り強く戦う
 前節・京都戦(2◯1)に勝利し、今季初の連勝を飾った横浜FC。「(連勝の)プレッシャーに打ち勝ってアウェイで勝てたことは良かった」(南)。チームとして一つの壁を越えたことを上位浮上への足がかりにしたい。しかしシュート数は10対5、CK数では9対0と京都に上回られ、終盤に1点を返されるなど、ここまで24失点を重ねている守備の不安は消えない。対照的にここまでわずか9失点でリーグ最少の大宮から勝ち点を奪うには、「いかに先に失点せず、粘り強く戦えるか」(南)に懸かっている。
 大宮は個人能力を武器に多くの時間帯で主導権を握り、危なげなく白星を重ねている。前半は播戸でスタートして組織的にプレスを掛け、後半にスペースができるとムルジャや渡邉を投入する勝利の方程式が機能。前節は、前半に守備で飛ばした栃木をプランどおりに後半で屈服させた。横浜FCとしては現在の守備を考えれば、あわよくば引き分け狙いで引いて守るのは難しいだろう。「引けば、サイドハーフまで引かされて攻撃できなくなる。相手のFWのところでボールを奪っても、プレスを掛けられて奪い返されると波状攻撃を受けてしまう」(南)。賭けにはなるが、「前半は、前から(プレスに)行きたい」と寺田。大宮のダブルボランチはボールを持ったときに緩む瞬間があり、栃木戦でも何度か危険なボールロストをした。そこで奪って高い位置取りのSBの裏を突きたい。「早い段階で先制できれば面白い試合になる」と、寺田はアップセットへ意欲を燃やす。
「(プレスも)ある程度は外されると思う。いかに粘り強く続けられるか」と、南は再び「粘り」を口にした。最前線の大久保から最後尾の南まで、どれだけ意識を共有し普段以上の力を出せるかがカギとなる。(芥川 和久)

■大宮アルディージャ
さらなる進化への途上、大宮は慢心せずに高みを目指す
 前節・栃木戦で2-0の完勝を収め、不敗記録を11試合に伸ばした大宮。得点数・失点数も最多・最少でリーグトップに立った。ここまでの流れを継続することが求められる一方で、渋谷監督は「とにかく止まらず、進化させていかないといけない」と慎重な姿勢を崩さない。シーズン開幕当初の出遅れの記憶、そしてすでに2敗しているという事実が、どれだけ好調であってもチームに緊張感を与えている。
 現在のトレーニングにおいて特徴的なのは、後方からの飛び出しによって攻撃の枚数を増やす試みだ。ハイプレッシャーに屈しない攻撃構築が進んだことにより、ここ3試合の対戦相手はブロックを作って守る形を徹底してきている。いまのところは90分のうちに崩し切って得点を奪うことに成功しているが、一つ歯車がかみ合わなければ、勝ち点を落とす結果にもなりかねない。リーグ内で“強者”としての立ち位置が固まってきただけに、必要不可欠な進化となるはずだ。攻撃の起点を担うカルリーニョスも「チャンスがあれば積極的に前線に絡んで、サプライズとして飛び込めば相手もすごくイヤがる」と、新機軸の実現に意欲を見せる。
 守備においては、ベースとなっている部分の微調整がなされそうだ。栃木戦で唯一と言っていい相手の決定機は、守備をセットした状態から作られた。今節の相手・横浜FCには大久保という絶対的なFWもいるだけに、攻撃の形を作られたときの危険度はより高くなる。渋谷監督は「スライドのところやパワーのかけ方はもう一回やらないといけない」と強調。さらにスキのない戦いを目指していく。
 積み上げた自信は保ちながら、慢心せずに高みを目指す。三ツ沢へは、進化の足跡を残しに行く。(片村 光博)

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