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J1リーグ 第15節
10/24(土) 14:00 @ U等々力

川崎F
0
0 前半 1
0 後半 0
試合終了
1
横浜FM

Preview 試合プレビュー

奪うか、逸するか、共倒れか。望みを懸けた神奈川ダービー

2015/10/22 21:45

■川崎フロンターレ
“押し込んだ中で生じる攻撃のミス”を避けることが勝利への近道
 前節・広島戦(1●2)の敗戦により、年間3位、そして2ndステージ優勝が「現実的には厳しくなった」(西部)ことは間違いない。ただ、昨年の同時期にはタイトルの可能性がほぼ消滅していた。当時といまを比べれば、数字上はまだ可能性が残っている状態で、リーグ戦を戦えるし、天皇杯も勝ち残っている。つまり、気を落とすにはまだ早い。とにかくチームとしては、「(リーグ戦)あと3試合、しっかり全部勝てるようにすること」(武岡)。他力に懸かっている以上、全力を尽くすだけである。
 今週の練習では、大島と大久保が姿を現さず、小林も臀部の付け根の張りを訴えて21日の練習を回避した。しかし三者とも大事には至っていないようで、24日の等々力には立つことが予想される。広島に敗北を喫したとはいえ、内容が悪かったわけではない。チームとして良い状態を継続できており、多少の無理はあってもメンバーは固定していきたいところだ。
 もちろん、課題点や修正点はある。
「守備(の課題)も、攻撃で(ボールを)失ってからのモノがほとんど。自分たちがボールを持っていて、奪われたらどうするのか。奪われたときに相手の攻撃にどうつながっていくのかという部分。(自分たちの)攻撃の仕方はすごく大事だと思う」と田坂は語る。いまの川崎Fの失点のパターンは、“押し込んだ中で生じる攻撃のミス”によるモノがほとんどだ。フィニッシュの精度、技術を高めることは今までと変わらず継続すべきことではあるが、広島戦でも散見された高い位置で相手の網に引っかかり、カウンターを浴びる場面を減らすために、“ボールを奪われないプレー”をより強く心がけたい。そうすれば、自ずと勝利は近付いてくる。(竹中 玲央奈)

■横浜Fマリノス
攻撃のための守備。それはトリコロールの得意技でもある
 1stステージの開幕戦で川崎Fに喫した完敗(1●3)は、横浜FMの脳裏に鮮明に刻み込まれている。「よく覚えている。彼らはわれわれよりも良いプレーをしていた」(エリク・モンバエルツ監督)。左SB下平は「ひたすらボールを持たれた記憶しかない」と苦い過去を思い出した。川崎Fの強さだけが目立ち、横浜FMは何もできないまま90分を終えた。
 対して右SB小林は「シーズンの最初と最後でチームはまったく違うし、特にウチは監督が代わって最初の公式戦だった。だから前回の試合内容や結果はあまり関係ない」と言い切る。当時は新監督の考えが浸透せず、前年の戦い方との狭間で迷っていた。だが、いまは違う。選手は監督のサッカー観と性格を理解し、柔軟に対応できるようになった。その結果が直近9試合で7勝2分という好成績である。「少なくとも前回みたいにやられることはないと思う」。小林がそう自信をのぞかせたのには理由がある。
 相手が攻撃力に長けたチームなのは誰もが知っている。一方で守勢に回った際には脆さが顔をのぞかせるはずだ。横浜FMとしては、いかに攻撃の時間と回数を増やせるかがポイントで、そのためには前段階の守備がやはり重要となる。特に中盤で制限をかけて、前線のアタッカー陣にボールを入れさせないようにしたい。ボランチの三門が言うとおり、「センターラインがやられないことが大事になる」という脇を締めるディフェンスで川崎Fに対抗する。
 ここでの勝ち点3は次節・鹿島戦に望みをつなげる意味合いを持つ。負ければリーグ戦でのタイトル獲得の可能性はほぼついえる。確率は低くても可能性を追い求めたい局面だ。勝つか、負けるか、あるいは共倒れか。トリコロールは勝って次につなげる。(藤井 雅彦)

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