■横浜F・マリノス
19日から高知入り。全力で勝利を奪いにいく
ルヴァンカップ準々決勝第2戦・大宮戦(1○0)と天皇杯2回戦・福島戦(2○0)、そしてJ1・2nd第11節・仙台戦(1○0)と2nd第12節・新潟戦(3○1)と公式戦4連勝中の横浜FM。すべての大会でタイトルの可能性を残し、勝つことで自信を身に付けつつある。
この天皇杯3回戦から中2日でJ1・2nd第13節・川崎Fとの大一番が控えている。そのため若干のメンバー変更があっても不思議ではない。2回戦ではJ3・福島に大苦戦し、延長戦でなんとか振り切った。今回の相手もカテゴリーが下のJ2・東京Vだが、「天皇杯という大会に簡単な試合はない」(榎本)。全力で勝利を目指し、公式戦5連勝でリーグ戦の大一番に臨みたい。
もっとも横浜FMはけが人続出でメンバー入れ替えが困難な状況にある。直近の仙台戦はベンチスタートで途中出場した齋藤、あるいはベンチ入りしたが出場機会のなかった中村の起用法に注目が集まる。両選手のコンディションとともにチーム事情を考慮して、東京V戦での出場時間が決まる。
チームは19日から高知に入り、ミニキャンプを行って準備を整えている。福島戦の反省を踏まえ、早い時間に先制点を奪いたい。そして90分で決着をつけるのがエリク・モンバエルツ監督の描く青写真だろう。(藤井 雅彦)
■東京ヴェルディ
かつての“黄金カード”。この一戦に懸ける思いは強い
「絶好の相手と対戦できる」(北脇)。
週中に行われる天皇杯3回戦で、東京Vは8年ぶりに横浜FMと対戦する。両者の対戦はJリーグ創成期を彩った黄金カードであり、クラシコとまで称される一戦だ。現在の立ち位置こそ違うが、このゲームに懸けるクラブの思いは強い。
18日のJ2第32節の讃岐戦(3○2)では3得点を奪って勝利。リーグ戦では4試合ぶりの白星となり、公式戦はここ4試合で3勝と、苦しい状況が続いていた中で勝星が先行し始めている。
この勢いを継続したいところだが、天皇杯後に中2日でJ2第33節・千葉戦を迎えるとあって、今回はメンバーが流動的になりそうだ。それでも「勝つためのメンバーで臨む」と冨樫監督が語気を強めるように、J1のチームと戦えるこの舞台を無駄にするつもりはない。若手の成長株である井上らは、自身の力を試す場として立ち向かい横浜FM撃破を見据えたい。
あとは屈強な相手のディフェンスラインをどう攻略していくか。「ゴールシーンを作り出すところは継続したいし、取られても取り返す力を見せたい」と指揮官が強調するように、讃岐戦からの向上を示すことが勝利への近道となる。(林 遼平)