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J2リーグ 第40節
11/5(日) 15:00 @ 味スタ

東京V
1
1 前半 0
0 後半 2
試合終了
2
山口

Report マッチレポート

勝利の凱歌は山口。残酷なコントラスト

2017/11/8 10:00

後半勝負のゲームプランが奏功。後半の2得点で山口が勝ち切る

 試合後、両スタンドのコントラストはあまりに鮮明だった。湧き立つオレンジのサポーターと、うなだれる緑のサポーター。J3降格圏脱出に望みをつなぐ1勝をつかんだのはアウェイの山口で、東京VはJ1昇格プレーオフ圏外の7位に順位を下げた。
 前節・金沢戦で痛い敗戦を喫していた山口は、「前半は無失点で、後半に勝負」(マジョール監督)というプランでこの試合に臨んだ。システムはここ最近とは異なる[4-4-1-1]を採用。両サイドMFは守備時に最終ラインに吸収される「6バックのような形」(小野瀬)だった。しかし山口はマンマーク気味のマッチアップを各所で作って迎撃するも、全体が極端に下がってしまい東京Vのボール保持を容易にした。「あそこまで押し込まれる予定ではなかった」と述懐したのは佐藤だ。すると13分、セットプレーの流れから高木善がミドルシュートを放つ。これがレオナルド・ラモスの左足に当たってコースが変わり、先制点となった。リードを許してもあまり前に出ない山口を尻目に、東京Vは淡々とゲームを進めた。
 しかし、そこに落とし穴があった。後半の頭から、2枚のFWを投入して普段の[3-5-2]に変えた山口がジリジリと前に出ると、72分に小塚のFKからオウンゴールを誘発。74分には小野瀬のクロスがDFに当たって意外なボールの軌道に変わり、ゴールに吸い込まれた。FKを与えたのも、軌道を変化させたのも交代出場の林であったことは、何かの皮肉だったか。
 試合後、ロティーナ監督は「守備ではサイドチェンジを許し、攻撃では点を取るプランが出せなかった」と振り返った。“勝ちムード”が一変、逆転された東京Vが焦り始めても、あとの祭り。痛過ぎる敗戦の事実を突きつけられ、選手たちは顔を覆った。(文・田中 直希)

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