第93回高校サッカー選手権大会 準々決勝
履正社 0 - 1 星 稜
大会直前に起きた交通事故の影響で、河崎護監督を欠きながらもここまで勝ち上がってきた星稜。3年連続の4強入りを懸けた大一番の相手は、木原力斗監督代行が「相手のほうが技術も気持ちも勝っていたと思う」と評した履正社だった。
前半は互いに様子を見合った状態ながらも、木原監督代行の言葉どおり、個の力で上回る履正社がチャンスを作ったが、「前半、押し込まれる時間があったけど、守備陣が良く耐えてくれた」と話したようにDF陣が奮闘し、無失点をキープした。
後半立ち上がりに訪れたピンチも凌ぐと、50分。左サイドをMF藤島樹騎也からFW森山泰希につなぎ、中へクロスを展開すると、ニアに走り込んだクロスをFW大田賢生が合わせて先制した。
リードしてからも、「もう一回、守備から入ることを選手たちに伝えた」(木原監督代行)と守備を再徹底した星稜は、62分に森山が足を痛め交代した際にも、生まれた空き時間を利用し全員が集まって意見を交換。最後まで選手主体で修正を続け、虎の子の1点を守り切った。木原監督代行が「選手たちは良く頑張ってくれた」と称えたように、選手たちの頼もしさを感じる一戦だった。(森田 将義)