◆右足で描く放物線。磨きをかけたパスセンス
MF 8 リャン ヨンギ(北朝鮮)
173cm/72kg 仙台 33歳
リャン・ヨンギがブラジルW杯の予選で日本相手に戦った姿を覚えている人も多いだろう。14年は所属する仙台でボランチでのプレー機会が増え、「攻守両面で、プレーの幅が広がった」と手ごたえを得た。ベテランとなりスピードは以前より落ちたが、逆にパスセンスや飛び出しのタイミングには磨きがかかっている。ブラジルW杯予選で悔しい思いをした相手であるウズベキスタンとの初戦から、切れ味鋭いプレーを見せてくれるはずだ。
◆乗せるな危険。強面フィジカルモンスター
FW 18 ガオ リン(中国)
185cm/75kg 広州恒大 28歳
ACLでJクラブの前に何度も立ちふさがった広州恒大の中心選手。クラブチームではウイングでの起用が主だが、代表ではセンターFWとして中国の前線を担う。10年、13年の東アジア杯では、日本の守備陣が彼を止めることができていた。ただフィジカル自慢で、高さ、強さ、速さを兼ね備えている彼が気分良く仕事ができるということは、すなわち攻撃が機能している証。勢いに乗せると怖いだけに、背番号18からいかに自由を奪えるかがポイントとなる。
◆ブレイク必至の新星。幻想的なテクニシャン
FW 20 サルダル・アズムン(イラン)
178cm/72kg ルビン(RUS) 20歳
正月に20歳の誕生日を迎えたばかりのアタッカーだが、その高いポテンシャルを発揮すれば今大会の“最大の発見”となる可能性もある。幻想的なテクニシャンとして知られるアズムンだが、昨年11月の韓国戦ではFKのリバウンドを豪快にヘッドで押し込む形から決勝ゴールを奪うなど、勇敢なファイターとしての顔も持つ。アーセナルやミランといったビッグクラブも興味を示す逸材は、今回のアジア杯でどこまでブレイクするのか。