
左から柳沢コーチ、井畑滋社長、クラブ・リレーションズ・オフィサーに就任した中田浩二
柳沢敦の“復帰”と若手の背番号変更。目標はもちろん不変
14日、鹿島の新体制発表会見が行われ、新加入選手や新しいユニフォームが紹介された。昨季、多くの若手が主力として定着して世代交代を印象付けたがタイトルは獲得できなかった。そのため今季は、これまで受け継がれてきた伝統を新生アントラーズが本当の意味で継承できるのかが問われている。
それを象徴するのが柳沢の復帰と若手の背番号の変更だ。新たにコーチに就任した柳沢は黄金期の鹿島をよく知る。「僕たちが今まで経験したこと、ほんの少しの差のところで変わるということを、日ごろの練習の中で伝えたい」と意気込んだ。また、昌子が秋田豊・岩政大樹と引き継がれた背番号3を、土居が小笠原・野沢拓也が付けてきた8番をそれぞれ継承。二つの事柄からも伝統を受け継がせたいクラブの狙いが透けて見える。
そのためにも今季はタイトルが義務付けられる。昨季は、クラブワーストタイに並ぶ5季連続でリーグ優勝を逃した。さらに記録を伸ばすわけにはいかない。そして、今季は4季ぶりにACLを戦う。激しい肉弾戦で競り負けないため高さで起点となれるジネイと高崎、ファン・ソッコをそろえた陣容は穴が少なく、山村残留も大きなプラス材料だ。
今年、36歳となる主将・小笠原がけん引するチーム目標は不変。
「ACLもそうだけど、Jリーグもナビスコも天皇杯も全部獲れるようにしたい。そこは毎年変わらずこのチームが目指すところ。頑張ります」(田中 滋)