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FUJIFILM SUPER CUP
2/28(土) 13:35 @ 日産ス

G大阪
2
0 前半 0
2 後半 0
試合終了
0
浦和

Column 試合後コラム

[浦和]突き付けられた現実。“良いチーム”からの脱却を

2015/3/2 12:28

 挑戦権を得るはずではなかったチームがタイトルを獲得するというのはやはり、気前が良過ぎるだろう。やや乱暴な言い方かもしれないが、今回の試合に限って評価すれば、浦和はタイトルを獲るにふさわしいチームではなかった。

 試合を通して圧倒的にボールを支配しながら、勝負のパスがあまりに少なかった。それは「向こうもあまり飛び込んでこないし、慌てずにボールを回していこうと思っていた。回していれば相手も焦れてくる」と阿部が語ったように、焦れて無理に縦パスを入れてカウンターを食らっていた過去の経験から来るものだった。ただ、新加入選手が入り、まだチーム作りの過程とはいえ、フィニッシャーとドリブラーで固められた1トップ2シャドーは機能せず、彼らに浦和らしい形で縦パスが入るシーンもほとんどなかった。開幕前のキャンプでは手ごたえを得ていたが、きっちり“浦和対策”をしてくるチームはそう甘くはなかった。

 1失点目は公式戦2試合続けて、いや以前からの課題のセットプレーから。その前からパトリックの対応に窮し、2失点目もパトリック一人にやられた。それもまた浦和の課題だ。最終的には個人の問題になる上、戦術面からただ守備が得意で人に強い選手を入れるわけにはいかないが、個人はもちろんチームとしてより修正に取り組まなければならない。

 2月25日のACLグループステージ第1節・水原三星戦(1○2)を含め、この2試合は負けるべくして負けた試合だった。平川は試合後、「勝負弱い」と漏らした。「勝負弱い」というのは王者に最もふさわしくない言葉だ。ほとんどの時間帯でペースを握っていた試合を「良いゲームができていた」と評するペトロヴィッチ監督はじめ選手たちの気持ちは分かる。ただ、タイトルを目指す現体制4年目、そこから脱却し、“良いチーム”から“強いチーム”になければならない。(菊地 正典)

EG 番記者取材速報

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