
今季、ACLではホーム未勝利。勝ってGS突破を決め、サポーターと喜びたい
攻め急ぎ、カウンターを受ける展開には注意
1分2敗で折り返したG大阪が、アジアの舞台でも地力を見せ始めている。アウェイ2連勝を飾り、グループ2位に浮上。城南FC戦で勝てば自力でのラウンド16進出を勝ち取れる状況だ。ブリーラムと広州富力の試合の結果次第では引き分け以下でも勝ち上がりが決まるが、選手たちの頭には勝利の二文字しかない。「勝たない限り上にいけない」というのはこの試合に日本人最多のACL出場が懸かる大黒柱の遠藤だ。直近のリーグ戦では浦和に惜敗(0●1)し、公式戦の連勝は8でストップ。首位攻防戦では遅れをとったものの、チームには精神的なダメージはない。むしろ気になるのは連戦での疲労や負傷者の回復具合だ。浦和戦に続いて米倉と岩下の先発回避は確実で、出場停止の大森をのぞけば、浦和戦のメンバーを踏襲することになりそうだ。
アウェイでの城南FC戦は不用意なPKで先制され、0-2で敗れたが、「それほどチャンスは作られていない」と遠藤は自信を見せる。ただ、勝たなければいけないという気負いから、不用意なカウンターを受ける展開だけは気を付けたいところ。城南FCは引き分け以上で確実にラウンド16進出が決定するため、G大阪のスキを突く戦いをして来るはずだ。「もう少し攻めにも絡みたい」と急造SBの小椋は攻撃面での貢献を口にするが、攻めを過度に要求するのは酷というモノ。だからこそ、攻撃でカギを握るのは宇佐美とパトリックの2トップ。「もう少し僕らがボールを収めないと」と宇佐美も浦和戦の課題は自覚済み。2トップが機能しなければ、いまのG大阪は攻守の歯車が噛み合わない。丹羽も言う。「立ち上がりは特に、パトリックをシンプルに裏に走らせてもいい」。
ACL序盤戦は立ち上がりに不用意な失点を喫し、自らの首を絞めたが、やはり今節でもポイントになるのは先制点だ。「先に点を取られれば引かれてしまう。取られなくても引いて来るかもしれない」(丹羽)。城南FCのペースにハマらず、90分間を通じて1点上回るクレバーな試合運びを見せ付けたい。(下薗 昌記)
G大阪勝ち上がり条件
○勝ち
2位以上が確定で決勝Tへ
△引き分け
ブリーラムが△or●で2位確定決勝Tへ
ブリーラムが○でGS敗退決定
●負け
ブリーラムが●で2位確定決勝Tへ
ブリーラムが○or△でGS敗退決定