安藤離脱。前線の組み合わせはどうなるか
9日(現地時間8日)のグループステージ初戦・スイス戦(1○0)にFWとして先発出場した安藤梢が、左くるぶしを骨折していたことが判明した。日本サッカー協会は10日(日本時間)、安藤のチーム離脱を発表し、なでしこジャパンは残りの試合を22人で戦うことになった。
安藤に代わって前線で起用される選手は誰か。前線からの守備とディフェンスライン背後への飛び出しをポイントにすれば川澄奈穂美が有力で、大儀見優季とのコンビネーションを優先させれば大野忍をFW、川澄または永里亜紗乃を右MFに配置することも考えられる。あるいは、昨年の女子アジア杯や今年のアルガルベカップ最終戦で機能したように、宮間あやをトップ下に置く[4-2-3-1]の布陣も使えるかもしれない。その場合は左MFに、佐々木則夫監督が今大会アタッカーに指名した鮫島彩の起用が濃厚だ。もちろん、スイス戦で安藤と交代出場した菅澤優衣香も先発候補。大会前に負傷した岩渕真奈は決勝トーナメントからの復帰を目指しており、カメルーン戦で長時間起用されることはないと見ていいだろう。カメルーン戦は、この試合の勝ち負けだけでなく、決勝トーナメントを見据えた選手間のコンビネーションを確認するための起用が求められる。
対戦相手となるカメルーンは、初戦でエクアドルと戦い6-0(うちPKが3本)で圧勝。中盤を使う意識が徹底されたチームで、ボランチのフジョとヤンゴがポゼッションの中心を担う。そしてボランチからサイドに展開して相手を崩すスタイルは、エクアドルと比較して完成度の違いが明らかだった。
とはいえ、日本の素早いチェックを前に同じプレーができるかは未知数。さらにカメルーンのDF陣は、走りながらのボール処理に難がある。なでしこジャパンは前線の動きを活発にし、スペースへ速いパスを出したい。もしパスに追い付けなくても、相手のトラップミス、クリアミスを念頭に置いてボールを追い続けることが肝心だ。