Match 試合速報


1/1(木) --:-- @

前半
後半
試合前

Column 試合後コラム

[日本代表]『重かった欧州組』と『不可解な采配』/POINT JAPAN

2015/6/19 13:56

1. コンディションの問題。6月のゲームの難しさ


 あらためて、欧州組と国内組のコンディション差の問題も露呈した。6月1日から欧州組の選手たちが段階的に集まり、千葉県内で合宿が行われた。各国リーグ戦終了から2〜3週間が経っていることから、コンディション低下を防ぐためにヴァイッド・ハリルホジッチ監督が選手たちに連日厳しいフィジカルメニューを課していった。

 シンガポール戦、時間を追うごとに徐々に選手たちの動きは鈍重になっていった。11日のイラク戦では交代可能な選手が多かったために見られなかった状態だが、その試合とほぼ同じ顔ぶれが並んだこの試合では事態は違った。特に中盤から前の選手たちは動き出しも少なくなり、シュートやパス、簡単な連係でもミスが散見したことで、チームのリズムが乱れていった。

 ハリルホジッチ監督も選手間のコンディション差を埋めることへの難しさに触れていた。あらためて、日本が抱えているの課題の克服の難しさが浮き彫りになった一戦でもあった。

2. 新外国籍監督招へいの“デメリット”の一つ


 この試合では、不可解な選手交代もあった。61分に大迫勇也を投入し2トップに変更したことは、前の人数を増やしてサイド攻撃を強化するという狙いが見て取れた。しかし、71分に原口元気を中盤の中央に入れた采配は空振りに終わる。5日前のイラク戦ではこの位置で結果を残した原口だったが、長い時間中央でプレーすると、ボールの受け方などで不慣れな面を露呈。危ないボールロストもあるなど、サイドでプレーするときほど良さは出せなかった。

 原口を入れた時点で、サイドにはまだ本田圭佑や宇佐美貴史がいた。中央でのプレーが得意な彼らをトップ下に配置して原口をサイドに出したほうが、お互いの特長が高いレベルで融合できたかもしれない。ただ、3月に就任したばかりのハリルホジッチ監督は、精力的に選手の視察を行っているとはいえ、まだ選手の特性を見分けている段階。適材適所の起用策とはいかないのが現実だ。これは、日本サッカーに精通していない外国籍監督を新たに招へいした直後のデメリットでもある。

EG 番記者取材速報

League リーグ・大会