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J1リーグ 第16節
6/20(土) 16:00 @ ノエスタ

神戸
1
0 前半 1
1 後半 0
試合終了
1
浦和

Report マッチレポート

耐え抜いた勝ち点1。自らの手で優勝を決める

2015/6/22 14:15

これまでの積み上げが、苦しい時間帯の“力”になる
 前半、チャンスを作ったのは神戸だった。引き分け以上で1stステージ優勝が決まる浦和だったが、6分にGK西川がボールを後ろへ逸らすなどやや浮き足立っていた。そのスキを神戸は逃さなかった。24分にはGKとの1対1の決定機を作り、32分には小川のシュート、39分にはCKから増川のヘディングでゴールに迫る。それでも浦和が失点せずに乗り切れたのは「運があった」(ペトロヴィッチ監督)と言うほかない。
 一方で浦和は27分、ボールを持った槙野がドリブルで持ち運んでから左にパスを送ると、武藤のクロスに興梠が飛び込み、さらに梅崎が詰めてゴール。良い守備から良い攻撃をしかけること、DFとGKの間にクロスを送ること、クロスに対して必ず一人ニアに入ること。いずれもチームとして意識していたことで、それが結実し、貴重な先制ゴールを奪う。
 浦和は後半、チャンスを作りながら追加点を奪えず、75分には宇賀神が2回目の警告で退場し、数的不利な状況に追い込まれた。すぐさま橋本を投入して守備時には[5-3-1]の形を取ったが、中盤が一人足りなくなったことによって相手の中盤にプレッシャーが掛からず、神戸に押し込まれる時間が続く。そして84分、ボールを動かされながら右サイドを崩されると、途中出場の渡邉にゴールを許す。その後も苦しい時間は続いたが、選手たち、特に守備陣は宇賀神の退場後や失点後はもちろん、選手が体を痛めて中断した際にも集まって確認作業を繰り返した。槙野はその内容について「メンタル。頑張れとしか言えない」と笑ったが、それはこれまでの試合でも何度も繰り返してきたこと。そしてピンチはありながらも全員で守り抜き、自ら1stステージ優勝を決める勝ち点1を獲得した。
 ゴールの形は見事であり、守備は苦しみながらも最後まで耐え抜いた。勝利こそ収められなかったが、1stステージ優勝を決めたこの試合は、浦和の今季を象徴するような試合だった。(菊地 正典)

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