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J2リーグ 第20節
6/28(日) 18:00 @ Ksスタ

水戸
0
0 前半 0
0 後半 1
試合終了
1
横浜FC

Report マッチレポート

千両役者の一撃。ロスタイムのカズ弾で横浜FCが劇的勝利

2015/6/29 17:58

横浜FCの勝因は、状況に応じて柔軟な変化を見せた戦術面での多様性
 90分の中でめまぐるしく変わる状況に対して、自分たちの“型”を明確に持ちながらも、それをさらに柔軟に変化させられるチームが勝利に近付く。最終的に“千両役者”の一撃により、勝敗が決することとなったが、先発平均年齢28.9歳の横浜FCが、監督交代後3試合目の水戸よりも戦術面での多様性を発揮したことが勝因だったと言える。
 前半は「水戸のプレッシャーが速くて戸惑った」と横浜FCの内田が振り返るように、“縦”を強く意識したサッカーで水戸が攻め込む時間が続いた。しかし、横浜FCは4トップ気味にして、水戸の最終ラインに厳しくプレスを掛けてボランチに入るボールを遮断。そして、蹴らせたロングボールをはね返しながら試合を落ち着かせていった。
「徐々に水戸のプレッシャーに慣れていった」(内田)横浜FCが大きく流れを引き寄せたのが68分。ボランチの寺田を左MFに移し、サイドで起点を作ることによって、それまで劣勢に立たされていたサイドでの攻防で主導権を奪い返すことに成功。同サイドから攻め込み、水戸ゴールに迫っていった。
 そして、最後の一枚の交代カードが勝敗を分けた。横浜FCは大久保を下げてカズを投入し、空中戦主体の攻撃から地上戦へ。水戸はキム・ソンギを前線に入れてパワープレーに活路を見出そうとした。終盤は互いにチャンスを作り出しながらも、水戸は決定打を出すことができず。一方、横浜FCは後半ロスタイムに小野瀬の放ったミドルシュートのこぼれ球を、カズが押し込んで土壇場で勝利を手にした。
 状況に応じて柔軟な変化を見せた横浜FC。戦術的な深みと個々の判断力はこれから上位戦線に食い込むための強みとなるだろう。(佐藤 拓也)

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