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[U-22]“思いと志”を示して日本が完封勝利

2015/7/3 10:20

先制点は遠藤から亀川に展開し、野津田が決めた



さまざまなテストで得た新戦力への手ごたえ


「われわれの思い、志を示そうと思っていた」。6年間指揮を執った仙台のホームスタジアムで2-0の勝利を飾ったあと、手倉森誠監督は感慨深げに語った。

 立ち上がりからプレッシャーを掛けてくるコスタリカに対し、日本も球際の厳しさと縦に速いパスをつける意識を押し出し、激しい攻防を展開。前半はカウンターからコスタリカのFWマイロン・ジョルジに最終ラインを破られるなど危ない場面も頻発した。しかし、日本も引くことなく速攻と最終ラインのビルドアップを織り交ぜて攻め込む。植田直通のフィードなどから浅野琢磨が裏を狙い、その後ろで中島翔哉や右ウイングに入った左利きの前田直輝が絡んでバイタルエリアに迫る。相手CBの強さとGKの好守に阻まれていた日本だが、36分に遠藤航のサイドチェンジから「野津田(岳人)くんが中に入ってマークを引き付けてくれた」と語る左SB亀川諒史が攻め上がり、マイナスのクロスに野津田がボレーで合わせる見事な形で先制ゴールを決めた。

 後半から[5-3-2]に変更して中央を固めたコスタリカに対し、手倉森監督もオナイウ阿道と浅野の縦の2トップ、さらに2列目に交替出場の矢島慎也、野津田、中島を並べる3シャドーにシフトしてバイタルエリアを突く。さらに70分に金森健志を右ウイングに入れ、矢島、遠藤、喜田拓也で中盤を組む[4-3-3]で攻守のバランスを整えると、77分には相手のミスパスからボールを拾った金森がドリブルで持ち上がり、豪快なミドルシュートを決めた。終盤には高橋壮也や奈良竜樹を入れ5バックで締めくくった手倉森監督は「コスタリカには今回来ていないA代表の選手もいることを選手に話した」と気を引き締めたが、新戦力を含む選手の台頭に手ごたえを感じていた。

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